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用紙

はじめに

Canon では、さまざまな用紙について広範な検査を実施しています。プリンタはさまざまな材料にイメージをプリントすることができるため、ODGS では、お客様の作業環境で高いイメージ品質を達成するために、さまざまな用紙を試して独自の基準を確立されることをお勧めします。

ICC プロファイルを使用すると、インクの濃度を制御し、一貫した色の実現を容易にすることができます。特定の用紙について ICC プロファイルが存在せず、その用紙専用のプロファイルの作成が不可能または不便な場合は、組成および色がよく似た別の用紙の ICC プロファイルを選択してください。ONYXプロフィール (メディアモデル) へのアクセスについては、当社のウェブサイト (https://dgs.cpp.canon) をご覧ください。

重要

反射する用紙に印刷を行う場合は、プリントヘッド ノズル プレート上に部分的にインクが凝固するのを防止するために、追加のプリントヘッド メンテナンスを実行してください。

用紙の保管

用紙の保管

  • 用紙は、高温、多湿、直射日光を避け、乾燥した場所に保管してください。用紙のサイズは、作業環境の温度あるいは湿度の変化に伴って変化します。用紙は、できる限り使用条件と同様の環境に保管してください。

  • 反りを軽減するため、用紙を平らにして保管してください。折り目が付いたり、損傷またはゆがみのある用紙は使用しないでください。

推奨される取り扱いおよび保管要件については、各材料の付属文書などを参照してください。

用紙の取り扱い

  • 糸くずの出ない布製の手袋を着用して用紙を取り扱ってください。指から付着した油分によって、プリント品質が低下します。

注意

ロール紙 (例:硬いもの) を持ち上げる際には、吊搬装置を使用して行ってください。

用紙の清掃

  • 用紙には、ほこり、ちり、油分、その他の砕片が付着しないようにしてください。メーカーの推奨する適切な手法または解決法を使用してください。

  • タック クロスを使用して用紙をクリーニングします。これにより、静電気の蓄積も低減されます。

メモ

用紙が汚れていると、画像品質およびプリンタ出力の信頼性に影響が生じます。プリント前にタック クロスを使用して用紙を拭くと、キャリッジの下側に付着したインクが取り除かれます。また、タック クロスは、インクの付着の原因となる浮遊インクを引き寄せる静電気や微粒子も除去します。タック クロスは、塗装前の自動車車体のクリーニングに使用するため、自動車修理工場などで使用されます。 Canonでは、付属品キットのタック クロス追加は同梱しておりません。

顧客用 Application Bulletins

用紙の取り扱いおよび管理に関する様々な追加情報については、カスタマー サポート Web サイトを参照してください。入手可能な情報のリストについては、この文書の付録 A を参照してください。該当する情報は、Web サイトからダウンロードしてください。