画像にバンディングが生じる理由は多数あります。 一般的には、複数のノズルがファイヤしていないか、不適切な方向にファイヤしていることが原因です。 これは、長時間プリンタがアイドル状態になったり、用紙またはテーブルからプリントヘッド付近に砕片が付着することによって生じます。 バンディングが目立つ場合は、ノズル チェックをプリントして、特定のプリントヘッドのどのノズルがファイヤしていないか特定します。 自動プリントヘッド メンテナンスを実行して、該当するプリントヘッドの汚れを除去します。 新たにノズル チェックをプリントして、問題が修正されたことを確認します。
メモ
テーブル表面を清潔に保ち、清潔でほこりが付着していない用紙を使用することにより、バンディングを減らすことができます。 必要に応じて、帯電防止ブラシを使用します。 また、マイクロメーターを使用して用紙の厚さを正確に測定し、プリントヘッドと用紙の間のプリントヘッド ギャップを適切に保ちます。 プリントヘッド ギャップが所定の値よりも小さい場合は、プリントヘッドに砕片が付着する可能性が高くなります。
自動プリントヘッド メンテナンスを実行しても詰まったノズルが回復しない場合もあります。 その様な場合には、スワブを使用してノズルを回復することをお勧めします (詳細はセクション 「スワブによるノズルの回復」を参照)。
メンテナンスの章に記載のノズル抜けの回復手順を実行してもプリントにバンディングが見られる場合は、バンディングを低減するために高品質のプリント モードを使用することを検討してください。 それでもバンディングが解消されない場合は機械的な原因が考えられるため、サービスにお問い合わせください。