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テーブル真空コントロール

はじめに

プリンタでは、低流量、高真空システムを使用して、プリントする用紙をプリンタ テーブルに固定します。 2 つの真空ポンプを使用して、オーバーレイとテーブルの間から空気が除去されます。 空気供給ポートが、コントロール ハンドルを回すことにより手動で操作される流量弁を通じて、真空ポンプに続くテーブル表面に接続されています。 これらのハンドルを使用して、真空ゾーンをアクティブにしたり、シャットダウンします。 プリント中にシステムが効果的に動作するには、アクティブな真空ゾーンに接続されているオーバーレイ シート表面の円形のホールがすべて覆われている必要があります。 これにより、閉じた真空システムが形成されます。

インク ベイおよび真空ゾーン コントロール ハンドル

真空ゾーン コントロール ハンドル

コントロール ハンドルは、真空ゾーンの状態を決定します。 ハンドルが垂直位置の場合、ゾーンが開かれて、真空が生成されます。 ゾーンを閉じるには、コントロール ハンドルを時計回りに水平位置まで四分の一回転させます。

真空テーブルのマスク

真空ゾーンに用紙で覆われていないエリアがあれば、用紙の周囲のエリアをマスクして、閉じた真空システムを形成する必要があります。 厚さがプリントする用紙と同じか薄い紙片または素材を使用して、テーブルをマスクします。 閉じた真空システムが作成されると、音が変化するとともに、真空ゲージの読み取り値が 20 インチ Hg 以上になります。

用紙吸着システムフットペダル

フット ペダルを使用して、テーブル真空のオン/オフを切り替えます。 手を使わずに操作することができるため、真空テーブル上に用紙を固定する操作が容易になります。 プリントを開始する前に真空の電源を入れる必要があります。また、プリントが完了するまで真空の電源を切ることはできません。

真空ゲージ

真空ゲージはテーブル上にあります。 真空テーブル システムの実際の真空圧を視認することができます。

メモ

真空ゲージを使用して、ゾーンが適切にマスクされていることを確認します。 ゾーンが適切にマスクされている場合、ゲージの読み取り値は 20 インチ Hg (68 kPa) 以上になります。 少量の漏れがあると、真空の効率性が低下し、この数値が減少します。 多孔質の用紙を使用する場合も真空の効果が低下します。

エリアが適切にマスクされ、テープが貼り付けられているにもかかわらず、アクティブなゾーンの真空ゲージの読み取り値が 10 インチ Hg (34 kPa) 以下の場合は、真空システムで漏れが生じている可能性があります。 ゾーンが適切にマスクされているにもかかわらず、引き続きゲージの読み取り値が低い場合にのみサービスにお問い合わせください。

真空オーバーレイ シートのメンテナンスを実行するには

オーバーレイ シートにインクがこびりついた場合は、インクを除去してください。 こびりついたインクをそのままにしておくと、プリント ギャップが生じ、真空テーブルが用紙を適切に固定する機能にも影響が生じます。 インクの除去には、ストレートエッジのカミソリを含むペイント スクレーパの使用をお勧めします (地域のハードウェア販売店でご購入いただけます)。 詳しい説明については、「メンテナンス」セクションを参照してください。