キャリッジ下側は毎日クリーニングする必要があります。 以下の状況が見られる場合は、より頻繁なクリーニングを必要とすることがあります。
用紙が高い静電気を帯びている
完全吹き出しプリント
用紙の厚さ値が正しくない (キャリッジが高過ぎる)
硬化していないインクが付着したプリンタのエリアをクリーニングする際は、安全装置 (ニトリルゴム製手袋、白衣、サイド シールド付きの保護めがね) を使用してください。
ニトリルゴム製手袋にインクが付着した場合は、数分以内に破棄してください。 手袋を再使用しないでください。
装備
ポリワイプ布
イソプロピル アルコール
キャリッジまたはプリントヘッドをクリーニングする際には、状態を確認するためにライトが必要になる場合があります。 すべての光源はさまざまな量の UV (紫外線) 光を発します。 UV 光は、プリンタ内で使用されている UV ベースのインクを硬化させます。 プリントヘッドまたはキャリッジ下側を調べる際にキャリッジの下側が暗くなっている場合は、この調査に使用する光源の種類を検討してください。 LED 懐中電灯とハロゲン ランプは最も多くの UV 光を発しますが、タングステンと蛍光の生成は最も少なくなります。 光源のある大部分のスマート フォンでは LED ライトを使用しています。 使用される光源に関係なく、プリントヘッドの暴露は常に必要最小限の時間内に制限してください (詳細については、「Customer Application Bulletin 55」の「 Minimize Exposure to UV Light When Inspecting Printhead Nozzles」を参照)。
プリントヘッドに触れないようにしてください (下図参照)。
耐化学薬品性を確認されているニトリル ゴム製手袋のみを使用します。一般的に、最低 0.5 mm 以上の厚さのニトリル ゴム製手袋を使用できます。手袋は 1 回だけ使用し、穴が開いたり劣化したりした場合は直ちに交換してください。手袋を取り外した場合、その手袋は再使用しないでください。
UV インクの化学物質は、10 分足らずでニトリル ゴム製手袋に浸透し始めます。この作用は目に見えませんが、汚染された手袋の交換は数分ごとに行う必要があります。これらの浸透する化学物質には色素がないため、目に見えません。このため、手袋または肌に色素が付いていないからと言って、暴露が発生していないというわけではありません。
続けてプリントヘッドにスワブを使用する場合は閉じないでください。