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用紙端プロテクタ

はじめに

一部の用紙では、ほこりや繊維が用紙ロールの端に付着しがちです。 RMO (ロール紙オプション) ユニット プラテンの近くにこのような粒子が落ちると、プリントヘッド ノズルに入ってドロップアウトの原因となり、画質の低下やバンディングが生じる場合があります。

このタスクについて

ロールの端に繊維の付着したロール紙を使用する場合、用紙端プロテクタを使用して、キャリッジがプラテン上を移動するアクティブなプリント エリアにそのような異物が入るのを防ぎます。 用紙端プロテクタは使い捨て可能で、繊維の多い用紙を使用する場合にプリントヘッド クリーニングの間隔を延ばすために使用されます。

メモ

端が毛羽立った用紙を使用する場合、砕片をカットしたり、焼いてしまうことで問題を最小限にすることができます。

必要なツール

エッジ検出器のパッケージは、RMO 機器と一緒に出荷された付属品キットに同梱されています。使い切った場合、消耗品として購入できます (最寄りの販売店参照)。

手順

  1. メモ

    左右両側のエッジ プロテクタがあり、両方ともラベルを貼ってあります (左側プロテクタには高さアジャスターが付いており、右側プロテクタはアークとインデント付きで、右側プロテクタは逆)。

    プロテクタのボトム エッジを約90°、最初の折り目 (部品番号を記載したラベル上) に沿って曲げます。
  2. 他の 2 本の折り目を若干曲げると、以下の側面図のように V 形となります。
    用紙プロテクタの側面図
  3. 若干高さアジャスターを曲げ (エッジ プロテクタ頂部隅の小さな三角形)、再び真直ぐに戻します。これにより若干曲がるので (用紙厚さ以下)、用紙端がプロテクタ下をスムーズに動きます。
    用紙端ディテクター高さアジャスター
  4. 重要

    高さアジャスター領域がプラテンより 1mm 以上高いと、キャリッジがプロテクタ エッジに当たり、そのためプリントヘッド ノズルを損なうおそれがあります。

    プロテクタ背部の両面テープからバッキング層を剥がします。
  5. 端を曲げたプロテクタを用紙カット ガイドにセットする時、まだテープに押し付けないでください。
  6. 用紙端上で高さアジャスター内側端に位置決めするまで、用紙端に向けてプロテクタをスライドさせます (下図参照)。
  7. メモ

    機器が用紙経路をスムーズに流れないので、アーク バット近くのプラスチックの端を用紙端に近づけないでください。

    イメージをプリント時、プロテクタをの主要部位をプラテンの真空で保持します。

    テープを押し下げ、当該位置でプロテクタを固定します。
    所定位置のエッジ プロテクタ
    1. 高さアジャスター

    2. 用紙端

    3. カット ガイド

    メモ

    エッジ プロテクタの接着剤は 10 回ほど再使用できます。プロテクタを所定位置に保持しなくなったら、新品と交換にしてください。

タスクの結果

用紙端プロテクタにより、繊維およびその他の砕片が減少します。 しかし、ロール紙メンテナンスのセクションで説明するように、プラテンおよびカッティング ガイド エリアを清潔に保つことが重要です。

幅の広い用紙への対処

RMO の最大幅 (2.2m または 7.2 フィート) の用紙を使用する場合で、用紙端プロテクタの使用が必要な場合は、プロテクタを取り付けられるようにするため、プロテクタを半分にカットすることができます。