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プリントヘッドのクリーニング

はじめに

インクはプリントヘッド ノズルの下部に溜まる傾向があるため、定期的なクリーニングが必要です。 少なくとも週に 1 回および必要に応じてそれ以上の頻度でプリントヘッドをクリーニングします。

重要

プリント品質を維持するには、週に 1 回または必要に応じてそれ以上の頻度で、スワブを使用してプリントヘッドをクリーニングすることが非常に重要です。 この作業を行わないと、ノズルの詰まりや画質の低下が生じる場合があります。

装備

  • フォーム付きスワブ (3010105434 Swab Foam Flex Tip)

  • Flush (3010106646 Flush UV 1 リットル) またはイソプロピル アルコール (純度 99%)

  • ボトル - HDPE 125ml Flush 用 (3010105433)

初めて使用する前には、以下のように作業を進めます。 このボトルに「Flush」というラベルを付け、ボトルを受け取った実際の日付と使用期限日 (受け取り後 2 年) を書き加えます。

メモ

摩耗または物理的な損傷の兆候 (ひび割れまたは漏れ) が見られるか、使用期限に達したボトルは破棄してください。

メモ

ボトル内の Flush の汚染を防ぐため、一度使用したスワブを Flush に浸さないでください。

Flush が長時間空気に触れないようにしてください。 Flush は常に密封された容器に保管します。 Flush の推奨される耐用期間は 1 年間です。 1 年が経過したら Flush は破棄してください。

スワブでプリントヘッドをクリーニングする場合、 イソプロピル アルコール (99%) か Flush を使用できます。 Flush は日常的に使われるクリーナーとして推奨されますが、ノズルの回復が難しい場合はアルコールが有用です。

スワブでプリントヘッドをクリーニングするに AMS を実行してください。 そうすることで、インク内の破片が最初にノズルから吸い出され、メンテナンス後に、ノズルに残留している Flush やアルコールも吸い出されるので、プリントヘッドのクリーニングにおいてスワブの使用効果が増します。

手順

  1. Flush 液を入れた小さな容器にスワブのフォーム側を浸します。容器のリップを使用して、余分な Flush があればスワブから取り除きます。

    重要

    使用前のスワブは清潔な状態を保ってください。使用したスワブを Flush 液に再度浸さないでください。

    フォームの縫い目がプリントヘッドの下部に触れないようにしてください。プリントヘッドが損傷することがあります。下図を参照してください。

    適切なスワブの向き
  2. 下図のとおり、プリントヘッドの片側にスワブのフォーム側を配置します。
  3. プリントヘッドの片側からもう一方のヘッド側にスワブをゆっくり移動します。この動作はおよそ 2 秒で行います。
  4. スワブをクリーンな方に 180 度回転し、同じプリントヘッドで手順 3 を繰り返します。
  5. 同じスワブのクリーンな先端で、プリントヘッド開口部の周りをクリーニングします。開口部の外周をスワブでクリーニングします。下図では、経路が白色で矢印により示されています。プリントヘッドの金属プレートとキャリッジ ベース プレート間の溝からインクを取り除く際は特に注意が必要です。下図で、白い楕円で示されている領域を参照してください。

  6. スワブを破棄します。次のプリントヘッドのクリーニングには、新しいスワブを使用してください。
    メモ

    1 本のスワブで、1 個のプリントヘッドをクリーニングします。

    重要

    2 つの異なるカラー チャンネルに同じスワブを絶対に使用しないでください。

    スワブでプリントヘッドを絶対にこすらないでください。砕片が別のノズルに移動してしまいます。

  7. すべてのプリントヘッドのクリーニングが終わるまで続けます。
  8. インクまたは Flush が残留していないかどうか、すべてのプリントヘッドを点検します。必要に応じて清潔で乾いたスワブで拭き取ります。
  9. メンテナンス ステーション引き出しを閉じます。