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カラー マネジメント設定およびジョブの送信

ほとんどの場合、プリンタにプリント ジョブを送信する方法によって、文書のファイル タイプが決定されます。プリンタ ドライバを使用する場合、オリジナルのファイル タイプがドライバにより標準ファイル タイプに変更されます。

ジョブチケットがない場合、またはジョブチケットにカラーマネジメント設定が含まれていない場合、プリンタはドキュメントのファイルタイプをチェックし、ファイルタイプに基づいて、プリンタは WebTools Expressのデフォルトカラーマネジメント設定を適用します。

FTP、LPR、PRISMAproduce Tech または Publisher Express を使用してプリンタにジョブを送信する場合、ファイル タイプは変更されません。ファイルは、作成または編集に使用したアプリケーションで保存された通りにプリンタに送信されます。ドキュメントにカラープロファイルが埋め込まれていない場合、プリンタはドキュメントのファイルタイプをチェックし、ファイルタイプに基づいて WebTools Expressのデフォルトカラーマネージメント設定を適用します。

埋め込みカラープロファイルを印刷ジョブに使用する場合 (たとえば、Adobe® Illustrator で作成された埋め込みプロファイル)、2 つのオプションから選択できます。Microsoft® Windows®用のドライバセレクトを使用すると、アプリケーションによって管理されるカラー設定に従うように指示できます。FTP、LPR、 PRISMAproduce Tech (「ドキュメントのカラーフィール」を選択)、または Publisher Express経由でジョブを送信することもできます。コントローラが埋め込まれたカラープロファイルを認識できれば、それが適用されます。埋め込まれたカラープロファイルを認識できない場合、コントローラは WebTools Expressで管理されるデフォルトのカラー設定を適用します。

以下の表は、ジョブ送信方法、ファイルタイプ、およびカラーマネージメント設定の関係の概要を示しています。

ジョブ送信方法

ファイルの種類

カラーマネージメント設定

Driver Select for Microsoft® Windows®

ドライバがすべてのファイルを HP-GL/2 に変換

でカラー設定を定義できます:

  • プリンタ ドライバ

  • WebTools Express、ドライバ設定でプリンタのデフォルトを選択した場合

  • アプリケーション、ドライバで [なし、アプリケーションによる管理] 設定を選択した場合

Driver Express for Adobe® Postscript® 3™

ドライバはすべてのファイルを PostScript に変換します。

でカラー設定を定義できます:

  • プリンタ ドライバ

  • WebTools Express、ドライバ設定でプリンタのデフォルトを選択した場合

  • アプリケーション、ドライバで [なし、アプリケーションによる管理] 設定を選択した場合

LPR

FTP

PRISMAproduce Tech

Publisher Express

ファイル タイプを変換せずに文書がプリンタに送信されます。

コントローラは、以下のファイルタイプを認識します。

  • HP-GL - .hp, .hpg, .hpgl

  • HP-GL/2 - .hp2

  • HP RTL - .rtl

  • CALS - .cls, .cal

  • NIRS - .nir, .nif

  • CalComp - .cc, .906, .907, .951, .crf, .pci

  • Edmics (C4) - .c4

  • TIFF - .tif

  • PostScript 3 - .ps (licensed)

  • PDF - .pdf (licensed)

  • JPEG - .jpg, .jpeg

ジョブのファイルタイプによって、ファイルに埋め込まれたカラープロファイルが存在しない場合は、 WebTools Express の4つのファイルタイプパスのうちの1つのデフォルト設定が使用されます。 WebTools Express を使用して、印刷ジョブのカラー設定を調整します。

メモ

PRISMAproduce Techを使用する場合は、 PRISMAproduce Techでカラーマネージメント設定を行います。