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トラブルシューティング

はじめに

エラーの主なタイプには、次のようなものがあります。

  • 装置に関するエラー

  • ジョブに関するエラー

  • 繊維の多い用紙を使用することによるトナーの問題

このセクションでは、エラーと、その解決方法の概要を説明します。

メモ

特別なメンテナンス トレーニングを受けたオペレータのみが部品の交換や清掃、および処理ユニットの紙づまりの解決を行うことができます。

起こりうるデバイスエラーの概要

表 1. デバイスエラーの処理

エラー

解決方法

追加情報

紙づまり

操作パネルの指示に従います。

エラーを解決すると、エラーによりプリントが停止されたところからプリントが開始されます。二重にプリントされていないか確認してください。

ソフトウェア エラー

操作パネルの指示に従います。

操作パネルに、本製品を再起動する必要があるというメッセージが表示されます。

サービスが必要

操作パネルの指示に従います。

操作パネルに、サービスに連絡する必要があるというメッセージが表示されます。

メンテナンスが必要:

操作パネルの指示に従います。

メンテナンスウィザードが表示されます。メンテナンス作業を行うには、アクセス権限を持っている必要があります。

メモ

メンテナンス作業を行えるのは、トレーニングを受けたオペレーターだけです。

ユニットの調整

操作パネルの指示に従います。

エラーが解決されると、本製品は、プリントが停止されたところからプリント ジョブを続行できるかどうかを確認します。再生紙を使用するときは、何枚かの用紙を除去する必要があることがあります。

本製品は、出力が完了したかどうかを確認できません。

操作パネルの指示に従って、出力を確認します。

本製品は、出力が完了したかどうかを確認できない場合があります。その場合は、出力を確認してください。出力が完了したら、[OK] ボタンを押します。

発生しえるジョブ エラーの概要

表 2. ジョブ エラーの処理

エラー

解決方法

追加情報

必要なサプライがない

装置がプリントを停止する前に、必要なサプライ (用紙、トナーおよびステープル) を追加します。

ダッシュボードを使用して、サプライが必要になる時期を確認できます。

定義されたジョブ設定の組み合わせを使用できない

  • コントローラにより設定が修正されます。

  • コントロール パネルの「[編集] 」ビューにある「[ジョブ] 」セクションで、正しいジョブ設定の組み合わせを定義する必要があります。

解決方法は、ジョブ設定が定義されている場所により異なります。

  • ジョブ設定がアプリケーションまたはプリンタ ドライバで定義されている場合は、コントローラにより自動的に設定が修正されます。

  • コントロール パネルでジョブ設定を定義する場合は、定義した組み合わせは使用できないというメッセージがコントロール パネルに表示されます。 「[OK] 」ボタンが無効になります。

紙紛量の多い用紙を使用する場合に発生する可能性のあるトナーの汚れの問題について

紙紛量の多い用紙を使用する場合、黒いイメージの自動清掃処理直後に、プリントにトナーの汚れの問題が発生することがあります。 このため、新しい用紙束を使用するたびに [用紙品質テスト] (「用紙の詳細設定の変更 - 用紙品質テストの開始」を参照) を有効にすることをお勧めします。 これは、正しい「[用紙品質] 」設定がこの新しい用紙束に適したレベルに設定されていることを確認するためです。

トナーの汚れに関する問題

解決方法

黒いイメージの自動清掃処理後に開始ページにトナーの汚れが付いている

  • [用紙品質] 」設定を「[標準] 」から「[低い] 」に変更します (「用紙の詳細設定の変更 - 用紙品質 の変更」を参照)。

  • [用紙品質テスト] を使用して、この新しい設定がこの用紙に適した清掃モードであるかを確認します。

  • 5 番目のセットのシートは、用紙サイズ幅の端にすらもトナーの汚れが全く付いていない状態でなければなりません。

  • これらのシートにまだトナーの汚れが付いている場合は、「[用紙品質] 」設定を「[さらに低い] 」に設定します (「用紙の詳細設定の変更 - 用紙品質 の変更」を参照)。

  • [用紙品質テスト] を使用して、この新しい設定がこの用紙に適した清掃モードであるかを確認します。

黒いイメージの自動清掃処理後に、開始ページのシートの端 (2 ~ 3 mm) に沿ってトナーの汚れが付いている

  • [用紙品質] 」設定を「[標準] 」から「[低い] 」に変更します (「用紙の詳細設定の変更 - 用紙品質 の変更」を参照)。

  • [用紙品質テスト] を使用して、この新しい設定がこの用紙に適した清掃モードであるかを確認します。

  • 5 番目のセットのシートは、用紙サイズ幅の端にすらもトナーの汚れが全く付いていない状態でなければなりません。

  • これらのシートにまだトナーの汚れが付いている場合は、「[用紙品質] 」設定を「[さらに低い] 」に設定します (「用紙の詳細設定の変更 - 用紙品質 の変更」を参照)。

  • [用紙品質テスト] を使用して、この新しい設定がこの用紙に適した清掃モードであるかを確認します。

メモ

主にシートの 1 辺の周辺に汚れが付く場合は、用紙トレイにある用紙を 180 度回転させることをお勧めします。

上記の汚れが混在している

  • [用紙品質] 」設定を「[標準] 」から「[低い] 」に変更します (「用紙の詳細設定の変更 - 用紙品質 の変更」を参照)。

  • [用紙品質テスト] を使用して、この新しい設定がこの用紙に適した清掃モードであるかを確認します。

  • 5 番目のセットのシートは、用紙サイズ幅の端にすらもトナーの汚れが全く付いていない状態でなければなりません。

  • これらのシートにまだトナーの汚れが付いている場合は、「[用紙品質] 」設定を「[さらに低い] 」に設定します (「用紙の詳細設定の変更 - 用紙品質 の変更」を参照)。

  • [用紙品質テスト] を使用して、この新しい設定がこの用紙に適した清掃モードであるかを確認します。

トナーの分布が均一化されていない領域でのゴースト イメージ