プリント設定はドキュメントから取得されます。プリント設定を指定して、印刷処理を最適化できます。「[レイアウト] 」では、シート上のページ コンテンツの位置を修正できます。ドキュメントに縦方向と横方向の両方の用紙が含まれている場合、レイアウト タブの中の次の設定は無効になります。
表紙の用紙
ドキュメントの用紙
ドキュメントの種類のオプション
用紙タブの中で、ドキュメントの用紙を指定できます。
ドキュメントに表紙がない場合、「[表紙の用紙] 」オプションは無効になります。
ドロップダウン リストからデフォルトの用紙サイズ (「A4」や「レター」など) を選択できます。
カスタムの用紙サイズを定義できます。ドロップダウン リストから「[カスタム] 」を選択し、「[幅] 」と「[高さ] 」を変更します。カスタム用紙の単位を定義します。
「[縦] 」設定および「[横] 」設定を使用して、シートの向きを指定できます。
ドロップダウン リストからデフォルトの用紙サイズ (「A4」や「レター」など) を選択できます。このシート サイズはドキュメント全体に対して適用されます。
カスタムの用紙サイズを定義できます。ドロップダウン リストから「[カスタム] 」を選択し、「[幅] 」と「[高さ] 」を変更します。カスタム用紙の単位を定義します。
「[縦] 」設定および「[横] 」設定を使用して、シートの向きを指定できます。
ドキュメントに異なる用紙サイズが使用されている場合、「[組み付け] 」の一部の設定が無効になります。
[なし]
[2-up]
2 つのページは、(左から右の) 読み取り順序で各シートの片面に置かれます。
[4-up], [9-up], [16-up]
4、9、16 のページは、(左から右、上から下の) 読み取り順序で各シートの片面に置かれます。
[ N-up]
複数のページは、(左から右、上から下の) 読み取り順序でシートの片面に置かれます。片面に N ページ印刷は、ページ サイズと用紙サイズに応じて計算されます。
[VDP N-up]
可変データを含む複数のページは、(左から右、上から下の) 読み取り順序でシートの片面に置かれます。片面に N ページ印刷は、ページ サイズと用紙サイズに応じて計算されます。
[Folio]
シートに 4 ページ印刷は、各シートを中折りできるように置かれます。折りたたまれたシートは、すべてスタックされます。
[八つ折り版]
ドキュメントの種類が[八つ折り署名本] と同じ組み付けが生成されます。
[四つ折り版]
ドキュメントの種類が[四つ折り署名本] と同じ組み付けが生成されます。
[カット アンド スタック]
大きなドキュメントを印刷するときは、カット アンド スタックの組み付けによりプリンタの生産性が上がります。シートの片面に 2 ページが印刷されます。シートが 2 つの部分にカットされます。正確な順序になるように左スタックは右スタックの上にスタックされます。
[カット アンド スタック]
左右のページが同じ方向に印刷されます。
[とじ位置内側でカット アンド スタック]
左の画像が右の画像に比べて 180 度回転されます。画像のとじ位置がシートの内側にあります。
[とじ位置外側でカット アンド スタック]
右の画像が左の画像に比べて 180 度回転されます。画像のとじ位置がシートの外側にあります。
[カット アンド スタック] (4)
片面に 4 ページ印刷は、用紙を 4 部にカットした後で、用紙のスタックが完全なドキュメントになるようにページが置かれます。
[カット アンド スタック] (N)
片面に N ページ印刷は、ページ サイズと用紙サイズに応じて計算されます。用紙をカットした後で、用紙のスタックが完全なドキュメントになるようにページが置かれます。
[VDP カット アンド スタック - N スタック]
片面に N ページ印刷は、ページ サイズと用紙サイズに応じて計算されます。各ページに可変データが含まれます。用紙をカットした後で、用紙のスタックが完全なドキュメントになるようにページが置かれます。
[同一ページ]
シートの片面ごとに同じページを 2 回印刷します。
[同じ割り付け (とじ位置内側)]
シートの片面ごとに同じページを 2 回印刷します。左の画像が右の画像に比べて 180 度回転されます。画像のとじ位置がシートの内側にあります。
[同じ割り付け (とじ位置外側)]
シートの片面ごとに同じページを 2 回印刷します。右の画像が左の画像に比べて 180 度回転されます。画像のとじ位置がシートの外側にあります。
たとえば、用紙の両端に穴を開けた用紙を使用するときに、このオプションを使用します。
[VDP 同一ページ]
シートの片面ごとに可変データを含む同じページを 2 回印刷します。ページは辺どうしがつながって印刷されます。たとえば、半券付きのチケットを印刷するときに、このオプションを使用します。
「[水平方向] 」および「[垂直方向] 」設定を使用して、シートの組み付けページ間の距離を定義します。
シートの表面と裏面で同じ位置に画像を配置するには、「[両面で同一] 」オプションを使用します。
「[両面で同一] 」が無効な場合は、「[表面] 」と「[裏面] 」の位置を別々に処理できます。
シート上の画像の位置をシフト、横方向、縦方向の設定で定義します。マイナスのシフトを定義できます。
プリントする PDF ボックスを選択できます。選択した PDF ボックスの内容がプリントされます。または、カスタム プリント エリアを使用します。
[カスタム裁ち切り範囲]
ページの端からの距離を入力するには、右の「編集」アイコンをクリックします。
距離は最大の PDF ボックスから内側に取られて、プリントされるページ コンテンツが決定されます。
同じイメージをシートの片面に印刷する数を選択します。
[1]:
1 つのイメージ。
[最大]:
本アプリケーションにより、シートの片面に収まる最大イメージ数が計算されます。たとえば、A3 シートには 2 つの A4 イメージを含めることができます。
この計算は、さまざまな設定を考慮して行われます。たとえば、断ち切り範囲が必要な A3 シートに含めることができる A4 イメージは 1 つだけです。
[カスタム]:
「[水平方向] 」設定および「[垂直方向] 」設定でイメージ数を定義します。
横方向と縦方向の余白で、シート上の画像間の距離を定義します。マイナスの余白を定義して、シート上で画像を互いにできるだけ近く配置できます。
たとえば、マイナスの余白を使用して、裁断の必要数を減らすことができます。
「[クリープ補正] 」オプションを有効にする場合は、使用する用紙の「[太さ] 」を定義する必要があります。
「[クリープ補正] 」を使用して、ブックレットを折り返し、トリムした後にすべてのページの余白が同じになるようにします。「[クリープ補正] 」係数は、用紙の「[太さ] 」から計算されます。
ページ コンテンツを小冊子の外側に移動するには、「[クリープ補正] 」を選択します。
ページ コンテンツを小冊子の内側に移動するには、「[クリープ補正] 」と「[背方向クリープ補正] 」を選択します。
例:
ブックレットを作成するために折り返すシートが 30 シートあります。ブックレットの中間のシートは、ブックレットの表紙に比べてはみ出します。はみ出したシートをトリムすると、ページ コンテンツからシートの端までの距離が変更されます。つまり、トリム処理によってページ コンテンツがシートの端に向かってずれます。
「[増幅率] 」オプションにより、計算された「[クリープ補正] 」係数を増やしたり、減らしたりすることができます。
製本時に各署名の外側の折りに黒いマークを印刷するには、このオプションを使用します。
この黒いマークは、製本時に各署名の外側の折りに配置されて、丁合いに役立ちます。
出力用紙に印刷されるマークを定義できます。印刷マークは「[印刷マーク] 」設定と組み合わせて使用します。選択したマークをすべての用紙に印刷するか、最初の用紙にのみ印刷するかを定義できます。とじ位置にマークを印刷しないときは、「[とじ位置にマークなし] 」オプションを選択します。たとえば、無線とじドキュメント用に、このオプションを選択できます。
[コーナー トリミング マーク]
これらのマークは、用紙をトリムする位置を示すために、用紙の四隅に印刷される線です。
これらのマークのサイズと位置を定義できます。
[中央揃えマーク]
センター マークは、印刷ページの中央を示すために使用される垂直線です。たとえば、小冊子の背の中央を示します。
これらのマークのサイズと位置を定義できます。
[折り目マーク]
折りマークは、印刷ページの折り位置を示すために使用される垂直線です。折りマークはセンター マークを上書きします。
これらのマークのサイズと位置を定義できます。
[ジョブの整合マーク]
印刷されたページにシート番号とシート面を追加できます。
これらのマークの位置を定義できます。
[バーコード]
バーコードを設定する必要があります。
入力したテキストはバーコードとしてエンコードされます。
バーコードのタイプを選択する必要があります
[1D バーコード]
1D バーコードには、左右に 6 mm 以上、上下に 1,6 mm 以上のクワイエット ゾーンが必要です。
[2D バーコード]
2D バーコードには、左右、上下に 2 mm 以上のクワイエット ゾーンが必要です。
バーコードの位置は定義できます。
フィニッシャの自動ワークフローを作成するには、フィニッシャのバーコードと画像配置マークを使用します。たとえば、Duplo DC-646 に自動ワークフローを使用できます。テクニカル サービス マニュアルの「"Automated workflow by using barcodes for finishers, for example, the Duplo DC-646"」トピックを参照してください。
[カラー線]
印刷ページにカラー線を追加できます。カラー線は、印刷出力のカラー補強線として PRISMAdirect で使用されます。
[フィニッシャー用画像配置マーク]
画像配置マークを選択し、シート上の画像配置マークの位置を設定します。
フィニッシャの自動ワークフローを作成するには、フィニッシャのバーコードと画像配置マークを使用します。たとえば、Duplo DC-646 に自動ワークフローを使用できます。テクニカル サービス マニュアルの「"Automated workflow by using barcodes for finishers, for example, the Duplo DC-646"」トピックを参照してください。
[画像配置マーク]
画像配置マークは印刷ページのトリム領域の外側に印刷されます。画像配置マークには、センター マーク、コーナー断裁マークなどがあります。これらのマークにより、オペレータは印刷ページをより正確に位置合わせし、断裁できます。
[ファイル名]
各ページにファイル名を印刷します。
[印刷日]
各ページに印刷日付を印刷します。
[備考]
各ページに備考欄を印刷します。
1 つ以上の「[ページ マーク] 」を選択する必要があります。次に、マークをすべてのシートに印刷するか、ドキュメントの最初のシートにのみ印刷するかを選択できます。
たとえば、ドキュメントが小冊子の場合、とじ位置にマークを印刷しないように選択できます。