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用紙の載置

はじめに

このセクションでは、用紙の取り付けに関連する以下の操作について詳しく説明します。

  • A) 用紙シャフトへのサプライ用紙ロールの取り付け

  • B) 用紙シャフトへの空の巻き取りコアの取り付け

  • C) 用紙の取り付け - 標準的方法

  • D) 用紙の取り付け - 代替的方法

用紙送り方向

用紙送り方向

最初に、プリント面をロール紙の内側または外側のどちらにするか決定する必要があります。「Print Side Out (プリント面外側)」とは、用紙がサプライ シャフトの下側から繰り出されることを意味します。 「Print Side In (プリント面内側)」とは、用紙がシャフトの上側から繰り出されることを意味します (下図を参照してください)。 これにより、用紙の裏側にプリントすることができます。

始める前に

注意

ロール紙を持ち上げる際には、いつも必ず吊搬装置を使用してください。

ロール紙 (例:硬いもの) を持ち上げる際には、吊搬装置を使用するか、2 人で作業を行ってください。

メーカーから届いた用紙が、正常にコアに巻かれていることが極めて大切です。真直ぐに固く、端から端が均一に用紙が巻かれていなければなりません。載置するにあたり用紙が均一でない場合、ロールを縦にして保持し、ロール端を床に向けて慎重かつ均等に下ろしたら、数回軽く叩きます。端で潰れる箇所がある場合、潰れた部位を広げて捨てるか、ロールの潰れた端を切り取ります。直らない場合は使用しないでください。

メモ

寝かせて保管してあった用紙が、目に見えて平らになっている場合、均等に戻らないので使用してはなりません。

必要なツール

5mm 六角棒スパナ (ロール紙オプションに同梱)

給紙ロールの載置と巻き取りシャフトの位置決め

手順

  1. 空の用紙者シフトを適切かつ平らな作業領域にセットし、以下のように位置決めしたら、5 mm 六角棒スパナをシャフトの右側に入れ、コア ロックの固定と解除をい行います。
    用紙シャフトコア ロックの解除
  2. 同梱の 5mm 六角棒スパナ (1) を版時計方向に回し、用紙シャフト コア ロック (2) を解除します。
  3. 新しいロール紙を給紙シャフトにスライドして入れます。
  4. 大雑把にシャフトのロールを中心に位置決めし、次にプリンタの給紙 (底) 位置にシャフトを入れます。シャフトの片側ずつ入れます。
    メモ

    プリンタ右側のコア ロックとカプラー端を、シャフトと一緒に取り付けます。

  5. 同梱の定規で正確に用紙を中心に位置決めします。用紙は定規の 1mm 以内で中心に位置決めしてください。
    用紙を中心に位置決めする定規
    メモ

    同梱の定規は、メートル法 (ミリメートル) と帝国単位 (インチ) 目盛の両方があります。ロール紙をシャフトの中心に位置決めし、写真のように定規を当てると、定規の値がロール幅と一致します。

  6. 5mm 六角棒スパナを時計方向に回して、給紙シャフト コア ロックを固定します。
  7. コアをロックした時にロールが動くおそれがあるので、依然として用紙が中心に位置決めされているか再チェックします (通常、1~2mm 右に移動)。

    次へ: 巻き取り位置に空ロールを取り付け

  8. 空の用紙シャフトを適切な作業面にセットし、5mm 六角棒スパナで用紙シャフト ロックの解除を行います。
  9. 最低でも給紙幅で空の用紙コアを、巻き取りシャフトにスライドさせます。
  10. 大雑把にコア中心に位置決めし、シャフトを RMO 装置の巻き取り (頂部) 位置にシャフトを入れます。
    メモ

    シャフトのコア ロックとカプラ端が、プリンタの右側になっているか確認します。

  11. 5mm 六角棒スパナで、巻き上げ用紙シャフト コア ロックを固定します。