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キャリッジレールの清掃

はじめに

ガントリーに沿って配置したキャリッジレールには、ホコリやゴミがたまることがあります。レール上を移動するベアリングには、ベアリング・ハウジングにゴミが入らないように設計されたシールドを装備しています。キャリッジはガントリーを横切るため、長時間使用すると、砕片がベアリング シールドの外側に溜まります。

このタスクについて

少なくとも月に一度、レールとベアリングの点検と清掃を行ってください。ガントリー レールに付いた異物やインク、またはガントリー レール ベアリング シールドに溜まった砕片に気付いた場合は、速やかにクリーニングしてください。

装備

  • グローブ (例: Ansell Microflex 93-260)

  • ポリワイプ布 10cmX10cm (リントフリー)

重要

インクがレールにこぼれた場合、直ぐに拭き取って、ベアリングにこぼれたものが付かないようにしてください。クリーニング後にインクの汚れが多少でも残っていても、大きな問題とはなりません。

キャリッジ レールのほこり

手順

  1. メンテナンス ステーション引き出しを開け、ガントリーやキャリッジが動かないか確認してください。
  2. 乾いた糸くずの出ない布で、次のベアリング シールドで溜まりそうな目に付く誇りを拭き取ります。外側ベアリング シールドだけクリーニングします。破片を取り除いたら、必ずシールドを拭き取ってください。
  3. キャリッジレールのほこりを徹底的に拭き取ります。ベアリングがレールを移動する際に潤滑を行うグリスを拭き取ってしまわないよう、やさしく行ってください。
    重要

    IPA などの溶剤はグリースを落とし、レールが錆びつきやすくなるので使用しないでください。

  4. メンテナンス ステーション引き出しを閉じます。