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インク廃棄トレイを空にする

はじめに

廃棄トレイは 2 つあります。 パージ廃棄トレイは、メンテナンス ステーションの下にあります。 このトレイは、手動によるメンテナンスまたは自動プリントヘッド メンテナンスのいずれかのパージでインクを受けるために使用します。 吹き出し廃棄トレイは、インク吹き出しキャッチャの下にあります。 このトレイにはプリントヘッドの吹き出しから廃棄インクが蓄積します。

1 = パージ廃棄トレイ 2 = 吹き出し廃棄トレイ

このタスクについて

毎週使用した両トレイを空にする

注意

インクやメンテナンス材を取り扱う場合は、可能であれば手袋を着用してください。手袋は衣類の袖口の上に重ねるように着用してください。できる限り製品を安全にご利用いただくため、インクに関する安全データシート (SDS) に関する指針をしっかりと確認してください。Ansell の Microflex 93-260 手袋などは、最大 1時間にわたり UV インクと洗浄液から手を保護してくれます。その他の化学汚染により、UV インクと洗浄液に対する保護時間が短縮される場合があるため、ご注意ください。

このエリアで作業や行動する時は、本文書に記載された保護メガネをかけてください。

注意

UV インクと洗浄液は、適切に取り扱わないと危険です。最大限の安全を確保するために、常に安全データシート(SDS)のガイドラインに注意深く従ってください。

メモ

キャリッジを正しく向けておいても、ノズルから滴るインクが溝を通って回収器に流れ、インクの一部は平らな表面を流れます。毎日メンテナンス引き出しを開け、回収器面をチェックします。インクを目にしたら、ウエスかペーパータオルで拭き取ります。

装備

  • 先端が発泡剤のスワブまたはポリワイプ布

  • 滴下廃液トレイ用で、空の半透明 1.0 リットル プラスチック容器

  • 廃液浄化トレイ用で、空の半透明 5 リットル プラスチック容器

  • 2 個のプラスチック漏斗: 一個は小型、他は大型 (写真参照)

  • 両容器を格納でき、インクの排流時に零れたインクを回収する、プラスチック製の盥

手順

  1. 廃液浄化トレイを空にするには、最初にメンテナンス引き出しを開けます。
  2. トレイを空にする際、床にプラスチック製の盥を置き、零れたインクを回収します。
  3. 最低 5 リットル容量の適当な空の容器に大型漏斗を差し、プラスチック製の盥にセットし、廃液浄化トレイの廃液バルブ下に置きます。
  4. 漏斗と廃液バルブを調整してバルブを開き、インクが漏斗と廃液容器に流れるようにします。
  5. 白い線が垂直になり、廃インクが流れ出すまで、排出バルブノブを反時計周りに回します。
  6. 廃液インクが完全に流出するまで待機します。必要に応じて、空である次の廃液容器を使用します。
    メモ

    ヒント:

    前回の排液以降にインクが排液バルブで乾いてしまっている場合、バルブを開くのに相当の力を加える必要があるので、注意して行ってください。

  7. 廃インクの排出が止まったら (または、容器が一杯になったら)、弁を閉じます。
  8. 完全に閉じて白線が水平になるまで、廃液浄化トレイ用バルブ ノブを時計方向に回していきます。
  9. インクの滴下が止まっても、プリンタを稼働した時、内側にインクが残っていたため滴ることがあるので、バルブ先端の内側を綿棒で拭き取ります。

  10. メンテナンス ステーション引き出しを開けた状態で、1 リットルの容器に小型漏斗を差して滴下廃液トレイ用バルブ下に置きます。
  11. 白線が水平になり、インクが流れ出すまで、廃液インク トレイのバルブ ノブを反時計方向に回します。

  12. インクの滴下が止まったら、完全に閉まって白線が垂直になるまで、インク廃液トレイのバルブ ノブを時計方向に回します。
  13. バルブを閉じた状態で、3 本の綿棒でバルブ先端の内側を拭き取ります。

  14. 廃液浄化インクの入った大型容器に流し、1 リットル容器を空にします。
  15. インク廃液と他の汚染物は、適切かつ環境に優しい方法で廃棄します。