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用紙の処理について

はじめに

本製品は、インデックス紙や挿入紙など多様な用紙に対応しています。対応する用紙サイズの範囲は、203 mm x 203 mm(最小)から 320 mm x 488 mm(最大)までです。フレックス XL 用紙入力モジュールを取り付けた場合、用紙サイズの範囲は、350 mm x 500 mm までとなります。対応する用紙重量の範囲は、メーカー推奨の用紙では 50 - 300 g/m²、その他の用紙では、60 - 200 g/m² です。オプションの軽量用紙モジュールを取り付けた場合、用紙重量が 44 g/m² の推奨用紙もサポートされます。

このセクションでは、次の項目について説明します。

  • 一般的な用紙の処理

  • 用紙一覧 [用紙カタログ]

  • 一時用紙

メモ

用紙トレイには、サポートされているすべての用紙を置くことができます。

一般的な用紙の処理について

すべてのプリント ジョブでは、操作パネルで用紙を用紙トレイに割り当てる必要があります。 「[用紙カタログ] 」に含まれる用紙を割り当てることができます。 また、「[用紙カタログ] 」に含まれない用紙を割り当てることも可能です。 これらの用紙は、システムの一時用紙となります。

用紙一覧 [用紙カタログ]

本印刷システムには、統合用紙カタログが使われており、ユーザーはこの一覧からジョブにあった用紙を選択できます。[用紙カタログ] は定義済みの用紙および用紙属性のリストであり、コントローラーの Settings Editor アプリケーションで定義することができます。Settings Editor で有効にしている場合は、操作パネルで [用紙カタログ] を定義することもできます。[用紙カタログ] の使用をお勧めしますが、強制ではありません。

[用紙カタログ] を使用すると、操作パネル、プリンタードライバー、その他のアプリケーションのすべてに、同じ定義済み用紙のリストが表示されます。操作パネルおよびプリンタードライバーでは、[用紙カタログ] の最新バージョンが自動的に取得され、表示されます。

一時用紙とは

[用紙カタログ] に含まれない他の多くの用紙を使用することもできます。これらの用紙は、「一時的な用紙」となります。現在使用中の一時的な用紙は、[システム] ビューの [用紙] セクションで確認できます。また、一時的な用紙を各給紙箇所に割り当てることもできます。

一時的な用紙は、次のようなときに使用できなくなります。

  • この用紙種類を必要とする待機中のジョブがなくなった

  • この用紙種類を必要とするスケジュールされたジョブがなくなった

  • この用紙種類を必要とするプリントジョブがなくなった

  • この用紙種類を必要とする DocBox ジョブがなくなった

  • この用紙種類の用紙がセットされている給紙箇所が空になった

これらの用紙を頻繁に使用する予定がある場合は、これらの一時用紙を [用紙カタログ] に追加できます(「用紙カタログ」への一時用紙の追加)。