イメージを透明なメディアタイプの1つの側面に印刷し、そのイメージを両側から見えるようにしたい場合、[輪郭] アプリケーションを作成します。
[効果の種類] [輪郭] を選択すると、複数の白いレイヤーと1つの黒いレイヤーがイメージの間に自動的に追加され、イメージが透けて見えることを防ぐと共に色の線明度と濃度が確保されます。
Xpert [輪郭] PDFをエクスポートする前に、チェックボックス[ミラー バック画像] にチェックを入れておくと、背景(例えば最初に印刷されるイメージ等)が反転して印刷されます。
Adobe Photoshop or Adobe Illustratorで作成したデザインを開きます。
Arizona Xpert Extensionsを開き、[効果の種類] - [輪郭] を選択します。
[不透明度] を選択します。
画像にかすかな光を通したいときは[不透明度] - [高] を選択します。
画像により多くの光を通したいときは[不透明度] - [低] または[不透明度] - [中] を選択します。
ブロックアウトアプリケーションの不透明度の設定の効果は、画面上はもとより、アプリケーションを印刷し、そのデザインを通常の照明条件の下であっても確認するのが難しいと考えられます。アプリケーションの裏側から強力な照明で光を当てた場合にのみ違いを視認することができます。
イメージに含まれているテキストをアプリケーションの両側から視認可能にする必要がある場合は、チェックボックス[ミラー バック画像] にチェックを入れます。
デザインがページ全体を覆わない場合は、チェックボックス[画像領域のマスク] にチェックを入れます。その場合、生成された白と黒のレイヤーはイメージの内容に合わせて生成され、デザインの完全に透明な範囲に白/黒のマスクは生成されません。
デザインのプレビューを生成します。
デザインのプレビューを生成または更新するには、以下のいずれかのオプションを選択します。
アートワーク全体をレンダリングするには、[ドキュメントの表示] を選択します。
アートワークの選択した部分のみをレンダリングするには、アートワークの一部を選択して[選択範囲の表示] を選択します。
レンダリング処理を高速化するために低解像度でドキュメントをレンダリングするには、[クイックレンダリング] を選択します。
レンダリング処理をさらに高速化するには、[その他のオプションを表示] を選択して、色の管理をオフにします。
[効果の種類] - [輪郭] を使用すると、デザインが印刷される側のプレビューはインクを表示し、その一方で別の側にはメディアとデザインのビューへ与える影響を表示します。
プレビューは、以下の方法で回転、シフト、または拡大/縮小することができます。
回転:マウスの左ボタンをクリックして押し続けます。
シフト:マウスの右ボタンをクリックして押し続けます。
拡大/縮小:マウスホイールを回します。
右のプレビューオプションをオンまたはオフに切り替えることで、デザインを慎重に精査することができます。
[環境]セクションでは、デザインに異なる背景を選択することができます。
デザインにグリッドを適用するには、グリッドボタンをクリックします。グリッドを適用することで、プレビューでデザインのサイズを見積もることができます。グリッド線の間隔は10 cmです。
プレビューをリセットするには、更新ボタンをクリックします。