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用紙の膨らみ

はじめに

用紙の膨らみによる用紙への接触やプリント品質の問題を解消します。用紙がプラテン上を移動する際に抵抗が大きいと、用紙が膨らみ始めることがあります。各ステップごとに、プリンタ プラテン上の用紙からタッピング音がするのは、この問題を示している可能性があります。また、多くの場合、用紙がプリンタ プラテン上をキャタピラのように横切って動くのを見ることができます。以下の手順に従ってください。問題を解決するため、いつでも手順を停止できます。

手順

  1. プリンタプラテンが汚れていないことを確認します。 プラテンのクリーニング
  2. RIPで[Vacuum power] の設定を下げます。まず、ゾーンDとEの最小値が10%になるまで10%のステップでバキューム圧を下げます。これで十分でない場合、ゾーンBとCの最小値が30%になるまで10%のステップでバキューム圧を下げます。ゾーンAのバキューム圧は下げないでください。

    設定値を下げて変更した場合は、その都度、印刷を継続する前に用紙の再ロードを行ってください。バキューム圧を再び下げる前に、まずプラテン上の用紙の動きを観察します。 用紙設定の変更

    メモ

    [Vacuum power] を下げすぎると、用紙がプリンタプラテンから緩み、用紙と接触するおそれがあります。

  3. 用紙調整の実施 用紙の調整
  4. 問題が解決しない場合は、別の用紙を使用してください。