与えられた印刷環境や組織が求める様々なニーズに対応するには、生産目標やワークフローの要件に合ったシステム設定が必要になります。 また、印刷システムのセットアップ時には、権限やセキュリティー、持続可能性に関する指針が重要になります。
印刷システムの構築には、基本設定、ジョブワークフローおよび印刷言語の設定など、多くの設定作業が含まれています。 高品質の印刷結果を維持することは、適切なシステム設定を行うことと同義です。
後日、設定の変更を必要とするかどうかは、プリントジョブ、コピージョブおよびスキャンジョブ、それぞれのジョブの内容によります。
設定は、Webベースの設定ツールであるSettings Editorから行うことができます。キーオペレーターとシステム管理者はSettings Editorの設定を変更できます。Settings Editorの設定と情報の一部は、操作パネルのシステムビューおよび開始ビューからでも確認／変更できます。これらの設定を変更するには、設定にアクセスする権限が必要です。
操作パネルのシステム設定オペレーターは、消耗品の補充、ステープルとパンチ屑の除去、および手動での清掃を担当します。 （トナーとステープル針を補充する、 ステープルおよびパンチ屑を除去するおよび プリンター部品の清掃）
メンテナンスオペレーターは、機械部品の清掃や画質の改善のための手順を実施できます。さらに、機械的なメンテナンス作業および操作パネルからのメンテナンス手順を担当します。（プリンター部品の清掃、プリンター部品のメンテナンス）
一部の手順については、不正使用を防止するためにメンテナンス作業の実行権限を持っている必要があります。
操作パネルからのメンテナンス作業メンテナンスビューには、システムの生産性を明確にする以下のカウンターが表示されます。
課金カウンター
課金カウンターは、印刷システムを設置してからの合計印刷面数を表示します。
日数カウンター
ユーザーカウンターは、最後にゼロにリセットしたときからの合計印刷面数を表示します。1日のはじめか、新しい一連のジョブ（例えば、特定のクライアントのジョブ）を始める前に、ユーザーカウンターをリセットします。
スモールサイズ（長さが 364 mm / 14.3"以下）およびラージサイズ（長さが364 mm / 14.3"を超える）用のカウンターがあります。カウンターの読み取り、ユーザーカウンターのリセット、または課金カウンターレポートの印刷は、ビューで実行できます。
担当セールスはトナー容器のカウンターを表示できます。