ニアライン フィニッシャは、プリンタに直接接続されていませんが、両装置間ではある程度の通信が行われます。たとえば、ジョブの印刷時、仕上げ操作を準備させるためのチケットがニアライン フィニッシャに送信されます。
PRISMAprepare は、次の 2 種類のニアライン仕上げデバイスをサポートしています。
Ultimate Bindery
Duplo
Ultimate Bindery
Ultimate Bindery は Ultimate TechnoGraphics 社の製品です。ニアライン フィニッシャへの仕上げ命令の送信に使用されます。Ultimate Bindery に 60 日の証跡期間をリクエストできます。
http://imposition.com/en-us/Contact-Us/UB-Demo-Request-Canon-Oce
プリントジョブを送信すると、PRISMAprepare では、印刷ダイアログ ボックスのすべての設定を使用して、プリントジョブの JDF 仕上げチケットが生成されます。続いて、PRISMAprepare では、チケットが Ultimate Bindery に送信されます。ジョブの印刷時、オペレータは印刷されたページをフィニッシャに手動で転送します。その後、オペレータは Ultimate Bindery で JDF 仕上げチケットを選択して、ジョブを仕上げます。
Ultimate Bindery のみが仕上げ命令を受信します。プリンターに接続されたフィニッシャはジョブの仕上げに使用されません。
追加のシナリオは次のとおりです。
ジョブを印刷する前に、仕上げチケットを作成して Ultimate Bindery に送信できます。Ultimate Bindery では、仕上げチケットが特定のフィニッシャのさまざまな要件と制約に適合するかどうかが確認されます。
既に印刷されたジョブは、再印刷することなく、新しい仕上げチケットを作成できます。
Duplo
DDC-810 は Duplo 社製の仕上げデバイスです。Digital Spot UV Coater は PRISMAprepare から「ニスコーティング PDF」と呼ばれる追加の .PDF を受け取ります。この PDF には、光沢コーティングを施す必要のあるレイヤーが含まれています。
プリントジョブを送信すると、PRISMAprepare では、印刷ダイアログボックスのすべての設定を使用して、プリントジョブの JDF 仕上げチケットが生成されます。続いて、PRISMAprepare では、チケットが Duplo ニスコーターに送信されます。
「[ツール(T)] 」 - 「[ニアライン仕上げ] 」をクリックします。
2.「[追加] 」をクリックします。
ニアライン仕上げデバイスのタイプを選択します。
Ultimate Bindery の場合は UB です。
ニアライン仕上げデバイスの名前を入力します。
[URL] オプションに Ultimate Bindery サーバーの Web アドレスを入力し、接続を有効にします。
「[追加] 」をクリックして、仕上げフローを作成します。仕上げフローは、該当するフィニッシャのワークフローです。
PRISMAprepare から JDF 仕上げチケットを受信するホット フォルダを参照します。各フィニッシャのホット フォルダは一意であることが必要です。
"Users\Public" にホット フォルダを作成しても構いません。パブリック フォルダはネットワーク上の他のコンピュータとのファイルの共有に使用できます。このフォルダを共有することにした場合は、他のコンピュータからもその内容にアクセスできます。これは、Microsoft 以外のオペレーティング システムとファイルを共有するときに特に役立つことがあります。
仕上げフローには 1 つ以上の Web サイトを追加できます。プリント ウィンドウで仕上げフローを右クリックして、そのコンテキスト メニューを開きます。コンテキスト メニューには、該当するフィニッシャ用に追加される Web サイト (仕様やヘルプ ファイルなど) へのリンクがあります。
「[閉じる] 」をクリックします。
「[ツール(T)] 」 - 「[ニアライン仕上げ] 」をクリックします。
2.「[追加] 」をクリックします。
ニアライン仕上げデバイスのタイプを選択します。
Duplo の場合は DDC810 です。
ニアライン仕上げデバイスの名前を入力します。
QR コードの生成を有効にします。
[URL] オプションに Duplo サーバーの Web アドレスを入力し、接続を有効にします。
「[追加] 」をクリックして、仕上げフローを作成します。仕上げフローは、該当するフィニッシャのワークフローです。
PRISMAprepare から JDF 仕上げチケットを受信するホット フォルダを参照します。各フィニッシャのホット フォルダは一意であることが必要です。
「[閉じる] 」をクリックします。
「[ツール(T)] 」 - 「[ニアライン仕上げ] 」をクリックします。
デバイスの表で、デバイスまたは仕上げフローの行をクリックして選択します。
名前の前にあるチェックボックスを使用して、有効または無効にします。
デバイスの名前を編集します。
デバイスを削除するには、X をクリックします。
同じ手順を使用して、仕上げフローを編集または削除します。