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MCスキャナーの清掃

はじめに

MCスキャナーは印刷されたテストパターンの測定に使用されます。MCスキャナーは定期的に清掃する必要があります。

MCスキャナーが汚れていたら、直ちにスキャナーを清掃します。

MCスキャナーの清掃は少なくとも月に1回、必ず行ってください。

ビデオ: MCスキャナーの清掃

メモ

5713: Advance media correction failed (用紙詳細補正が失敗) のエラーメッセージが表示された場合は、MCスキャナーが汚れている可能性が高いので、スキャナーを清掃してください。

始める前に

前述のColorado M-seriesの使用:

  • インク取り扱い用Microflex手袋

  • リントフリー布

  • クリーニング液 (IPA)

メモ

メンテナンス資料の詳細についてははColorado M-seriesメンテナンス用具のリストの項を参照してください。

注意

インクまたはメンテナンス用具を扱う際は、所定の手袋を着用してください。手袋は衣類の袖口の上に重ねるように着用してください。最大限の安全性を確保するために、必ず安全データシート(SDS)のガイドラインに従ってください。

手順

  1. 操作パネルからメンテナンス処理を開始します。詳細については、 手動メンテナンスの開始または 定期メンテナンスの開始をご覧ください。
  2. 承認されたColorado M-series手袋を着用します。
  3. 用紙入力側に移動し、左側の手動メンテナンスドアの位置を確認します。
  4. 用紙投入カバー(1)を開き、左側の手動メンテナンスドア(2)のレバーを持ち上げます。
  5. 手動メンテナンスドア(3)を開きます。ライトが点灯します。
    重要

    それ以外の外部の光源は、インクの硬化とプリントヘッドの破損を防止するために、使用しないでください。

  6. コンパートメントのマトリックス プレートの横にある、MCスキャナー(黄色の円で表示)の位置を確認します。
  7. 糸くずの出ない布をクリーナー IPA で湿らせ、MCスキャナー正面のガラス面を清掃します。
    重要

    MCスキャナーのガラス面のみを清掃してください。プリントヘッドのノズル エリアに触れないでください。ノズル エリアに触れると、プリントヘッドを損なう可能性があります。

    重要

    規定のクリーニング液を使用してくださいその他のクリーナーは一切使用しないでください。

    重要

    このクリーニング液(IPA)は、メンテナンス用引出し、メンテナンスステーションの加熱部分の清掃には使用しません。

  8. 残っていたインクを完全に取り除いてください。
  9. ガラス面を丁寧に拭いて乾燥させます。
  10. 使用した手袋、布は、所在地域の規制に従って化学廃棄物として処分します。
  11. 手動メンテナンスドアおよび用紙カバーを閉じます。
    重要

    インクがシステム内で硬化するのを防ぐために、すべてのカバーがきちんと閉じられていることを確認してください。

  12. 操作パネルで、[完了]をタップして、メンテナンス処理を終了します。