Loading

PRISMAsync Remote Manager プリンタ クラスタについて

プリンタ クラスタとは

PRISMAsync Remote Manager プリンタ クラスタは、プリンタへのアクセスをセキュリティで保護するためにクラスタ キーを共有するプリンタのグループです。

PRISMAsync Print Server は、次の方法で PRISMAsync Remote Manager プリンタ間の通信をセキュリティで保護します。

  • PRISMAsync Remote Manager プリンタはクラスタにグループ化されます。プリント環境内には複数のクラスタが存在できます。プリンタは 1 つのクラスタにしか属せません。

  • クラスタのプリンタは、クラスタ キーを共有します。

  • クラスタのプリンタの Settings Editor には、クラスタのプリンタに関する情報を含むプリンタ リストが表示されます。

プリンタ クラスタの例

組織には、PRISMAsync Remote Manager を使用するプリンタが 5 台あります。2 つの PRISMAsync Remote Manager クラスタにグループ化されています。クラスタ 1 とクラスタ 2 です。プリンタ 1、2、および 3 はクラスタ 1 に属し、クラスタ 1 のプリンタを表示しています。プリンタ 8 および 9 はクラスタ 2 に属し、クラスタ 2 のプリンタを表示しています。

PRISMAsync Remote Manager クラスタ

クラスタ キーとは

クラスタのすべてのプリンタは、同一のクラスタ キーを共有します。他のクラスタは、他のクラスタ キーを共有します。クラスタ キーは、ログインするユーザーのアクセス トークンの暗号化に使用されます。アクセス トークンは、現在のユーザー アカウントの ID と権利に関する情報を含む、セキュリティで保護されたオブジェクトです。Application Programming Interface (API) に、アクセス トークンに属するユーザー アカウントが認証されたことを通知します。アクセス トークンは、ユーザーの認証が成功し、他のクラスタ プリンタへの適切なアクセス権限を持っていることを証明します。リモート ログイン セッションごとに、新しいアクセス トークンが生成されます。

クラスタが、クラスタ キーをサポートしていない古いプリンタを 1 つ以上含んでいる場合、クラスタ キーはこれらのプリンタと共有されません。プリンタ リストは、プリンタがセキュアなクラスタ キーを共有できる、または共有できないことを表示します。

プリンタ リストとは

Settings Editor には、プリンタが属するクラスタの PRISMAsync Remote Manager クラスタ プリンタが表示されます。すべてのプリンタが使用可能でない可能性もあります。これは、PRISMAsync Remote Manager がこれらのプリンタを表示できないことを意味します。

PRISMAsync Remote Manager クラスタ プリンタ

以下の表は、表示可能なプリンタ リストの値を説明しています。

メモ

プリンタ リストに移動するには、[ワークフロー]  → [PRISMAsync Remote Manager] をクリックします。

[使用可能]

[クラスター キー]

[ローカル プリンタ リスト]

:プリンタは使用可能です。

:プリンタに接続しています。

:プリンタは使用不可です。

[有効]:クラスタ キーが有効です。

[未送信]:クラスタ キーを受信していません。

[時間差]:プリンタ時間の逸脱が大きすぎます。

[オフライン]:プリンタがネットワークに接続されていないか、電源がオフになっています。

[PRISMAsync Remote Manager なし]:PRISMAsync Remote Manager ライセンスがないか、PRISMAsync Remote Manager が無効になっています。

[未サポート]:セキュアなクラスタ キーをサポートしていないプリンタ バージョンです。

[同期済み]:プリンタが最新のプリンタ リストで更新されました。

[同期予定]:プリンタに最新のプリンタ リストがありません。

[不明]:プリンタから情報を取得できませんでした。

[未サポート]:セキュアなクラスタ キーをサポートしていないプリンタ バージョンです。