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脈動ノズルの防止

プリンターを長時間使用しないと、脈動ノズルが見られることがあります。脈動ノズルは、インクの吐き出しの突然停止と再開を繰り返すノズルです。この結果、プリントに白スジが出ます。脈動ノズルをできるだけ防ぐために、プリンターは長時間アクティブでない状態が続くと、自動的に数回の長時間パージを行います。

それでも脈動ノズルが見られる場合は、さらに 2 つの対策があります。

  1. ノズル調整モードを有効にする: プリンターがスリープモードのときに、インクがプリントヘッド内を循環します。

    メモ

    ノズル調整モードはプリンターがスリープモードのときにのみアクティブであるため、自動シャットダウンは無効にしてください。

  2. 毎朝、印刷を開始する前に、ノズル調整ジョブを実行してください。このジョブは、プリントヘッド内に非対称のインクの流れを作って、プリントヘッドの中央部分を清掃します。

    メモ

    ノズル調整ジョブにより脈動ノズルの問題を解決するには、併せてノズル調整モードも有効する必要があります。

    ノズル調整ジョブは必要に応じて実行します。次の場合は、ノズル調整ジョブを実行することをお勧めします。

    • ノズル調整モードが有効になっていても、脈動ノズルが見られる。

    • 印刷されるアプリケーションには、可能な限り高い印刷品質が必要です。

[ノズル調整モード] 」の有効化

  1. Settings Editor を開き、次に移動します。[基本設定]  → [システム設定].

    [システム設定] 」 タブ
  2. [省電力 モード] セクションに移動します。

  3. [ノズル調整モード] 設定を使用して、[ノズル調整モード] を有効にします。

  4. [オートシャットダウン] 設定が無効になっているかどうかを確認してください。

ノズル調整ジョブを実行する

  1. 用紙トレイに十分な用紙 (SRA3 以上のサイズで、かつ 100g/m2 以上) がセットされていることを確認します。ノズルの調整には 200 枚の用紙を使用します。

  2. 操作パネルで、次のように押します。[システム]  → [メンテナンス]  → [メンテナンス タスクに切り替え].

  3. [ノズルの調整] を選択します。

  4. 操作パネルの指示に従います。