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手動インク パージとプリントヘッドのスワビング

はじめに

手動での乾拭き、および自動プリントヘッド メンテナンス (AMS) が機能しない場合、以下のように手動インク パージとスワビングで、ノズルの回復を試みます。

装備

  • サイドシールド付きの保護眼鏡

  • グローブ (例:Ansell Microflex 93-260)

  • フォーム付のスワブ

  • ポリワイプ布 10cmX10cm (リントフリー)

注意

UV ランプの下側は高温になる場合がありますので、手を触れないでください。

手順

  1. 「Maintenance (メンテナンス)」タブを選択します。
  2. 「Manual-Maintenance (手動メンテナンス)」アイコンを選択します。
  3. ノズルの回復を必要とする最初のカラーチャンネルの「Purge (パージ)」を選択します。
    メモ

    複数のチャンネルを選択しないでください。

  4. メンテナンス ステーションの引き戸をスライドさせて開きます。
  5. 「Purge」ボタンを押します。
  6. 下図のとおり、プリントヘッドの片側にスワブのフォーム側、または、必要に応じて、糸くずの出ない布を配置します。
  7. ダブル プリントヘッドの一方の端からもう一方の端までスワブまたは布を 2 秒程度でゆっくりと動かして、ノズル表面を清掃してください。
    重要

    スワブの縫い目がプリントヘッドに触れないようにしてください。

  8. スワブまたは布を捨てます。次のプリントヘッドのクリーニングには、新しいスワブまたは布を使用してください。
    重要

    使用する前に、必ずスワブや布が清潔であることを確認してください。

  9. 新しい乾いたスワブで、プリントヘッド開口部の周りをクリーニングします。開口部の外周をスワブでクリーニングします。下図のクリーニングのルートを参照してください。

    短い方の端にはスワブの先端を使用します。スワブを縫い目側に回して、長い方の端をきれいにします。スワブを縫い目側に回して、長い方の端をきれいにします。

    プリントヘッドの金属プレートとキャリッジ ベース プレート間の溝からインクを取り除く際は特に注意が必要です。上図で、白い楕円で示されている領域を参照してください。スワブを破棄します。

  10. 今スワブしたカラーチャンネルは「None (なし)」を選択します。そして、ノズルの回復を必要とする次のカラーチャンネルの「Purge (パージ)」を選択し、ステップ5~9を繰り返します。

    クリーニングを必要とするすべてのプリントヘッドがパージされ、拭き取られるまで続けます。

  11. スワブしたプリントヘッドにインクが残留していないか点検してください。必要に応じて清潔で乾いたスワブで拭き取ります。
  12. メンテナンス ステーション引き出しを閉じます。
  13. ノズルチェックを印刷し、ワイピング効果を確認します。

    必要に応じて、ノズル ドロップが確認されたプリントヘッドに対して、上記のインク パージとスワビングの手順を繰り返してください。

    メモ

    詳細はビデオをご覧ください: PHノズルの噴射を維持する