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クリック

はじめに

印刷業界、特にキヤノン製プリンタや他の商用印刷デバイスの場合、「クリック」という用語は、プリンタで生成された個々の印刷ページまたは印刷枚数を指しています。ページを印刷するたびに(白黒またはカラーを問わない)、1回の「クリック」として記録されます。この測定は、一般的に次の目的で使用されます。

  • プリンタ使用状況の追跡:サービス契約とメンテナンススケジュールは、いつサービスが必要か、いつ消耗品を交換するべきかを判断するために、クリック数に基づくことがよくあります。

  • 請求とコスト管理:多くの商業印刷契約は、クリック数に基づいて顧客に課金され、請求書発行とコスト分析の標準単位となっています。

  • 生産モニタリング:印刷サービスプロバイダは、クリック数で生産性を監視、ワークロードを管理し、機器の効率を評価します。

一般的に「クリック」は、通常サイズのシート( たとえばA4サイズ)の片面印刷に相当するため、両面(デュプレックス)印刷ジョブの場合は2回のクリックとしてカウントされます。この用語は業界全体で広く採用されており、印刷管理の運用面と財務面の両方に不可欠です。

メモ

クリックによっては、オペレータが開始するのではなく、パージなどのメンテナンスルーチンで開始されます。こうしたクリックは合計にカウントされません。通常、オフラインクリックもカウントされません。

クリック数のカウント方法

クリックの定義は、デバイスのタイプによって異なります。

  • したがって、カットシートプリンタの場合、数式は最も直感的で、A4サイズ片面が1回のクリックとしてカウントされます。A3サイズ片面、2クリックという具合です。

  • 連続給紙プリンタの場合、ロール幅に関係なく用紙が12.5インチ進むと、ワンクリックとしてカウントされます。

  • ColorWave & PlotWave デバイスの場合、クリックは意味をなしません。このプリンタは代わりに、TAC ( = トータル・エリア・クリック )コンセプトを採用しています。

varioPRINT iX-seriesプリンタの場合、印刷エンジンテストチャートはクリック数にカウントされますが、一方でシステムジョブ(たとえば、NUCNAC、パージ、リフレッシュドット/ラインなど)の場合、クリックカウントから除外されます。