一般的には、高いカラー品質を実現するには、自動階調補正で十分です。ただし、以下の場合には、濃度ムラ補正も実行する必要があります。
印刷システムの設置直後
色ずれが起きている場合
担当サービスによってシステムの部品が交換されたとき
サポートされているサイズから複数のサイズのキャリブレーション用紙を用意し、セットして割り当てると、濃度ムラ補正手順では最も大きいサイズの用紙が選択されます。この手順には、コート紙も非コート紙も適しています。
濃度ムラ補正用のデフォルトのキャリブレーション用紙は Settings Editor で定義します。 。
濃度ムラ補正用のデフォルトのキャリブレーション用紙は測定デバイスごとに設定します。
i1Pro3 分光測色計 (i1Pro2 もサポート)
センシングユニット (オプション)
原稿台ガラス (オプション)
フィーダー (オプション)
プリンターのキャリブレーションを行います。
この手順より先に進む前に、必ずプリンターキャリブレーションを実行してください。
この手順で分光測色計を使用する場合は、i1Pro3 分光測色計を操作パネルの USB ポートに接続します。
を選択します。
[濃度ムラ補正] を選択します。
[プリンタ キャリブレーションを開始] を選択します。
測定デバイスを選択します (センシングユニット、原稿台ガラス、またはフィーダーが取り付けられている場合のみ)。
測定モード (クイック/フル) の選択
完全な補正を行うには、[フル] モードを選択することをお勧めします。[クイック] モードを使用すると、完全ではないが迅速な補正を行うことができます。
[クイック] モードを使用する場合:
センシングユニットによる濃度ムラ補正手順は 2 分かかります。
原稿台ガラスまたはフィーダーによる濃度ムラ補正手順には、1 枚のチャートの印刷とスキャンが含まれます。
[フル] モードを使用する場合:
センシングユニットによる濃度ムラ補正手順は 4 分かかります。
原稿台ガラスまたはフィーダーによる濃度ムラ補正手順には、2 枚のチャートの印刷とスキャンが含まれます。
[OK] を選択します。
操作パネルの指示に従います。
濃度が許容範囲外であることを示すエラーメッセージが表示され、濃度ムラ補正が失敗した場合は、このエラーを解決する操作を実行してください。