印刷位置の個別調整を行うと、以前に行われた自動または手動による印刷位置の個別調整の設定値は上書きされます。
印刷位置の個別調整を一時用紙のために行うことはできません。 一時用紙をまず用紙一覧に追加する必要があります。
確認チャートをプリントして、印刷位置の調整結果を確認します。
操作パネルで、[トレイ] を押して Trays ビューを開きます。
印刷位置の調整を行う用紙を選択します。
[最適化] → [画像位置調整] を押します。
用紙が X 方向 (給紙方向) で 420 mm (16.5") を超えるときは、手動調整で実際の用紙サイズを入力するよう促されます。
[手動画像位置調整] で、[開始] を押します。
Settings Editor でメンテナンスの暗証番号が設定されているときは、テンキーが表示されます。
メンテナンスの暗証番号を入力して、手動調整を開始します。
[次へ] を押します。
Trays ビューの代わりに、用紙一覧からも用紙を選択できます。
操作パネルで、[システム] -> [用紙] を押して用紙一覧を開きます。
用紙一覧から印刷位置の調整を行う用紙を選択します。
[画像位置調整] を押します。
用紙が X 方向 (給紙方向) で 420 mm (16.5") を超えるときは、手動調整で実際の用紙サイズを入力するよう促されます。
印刷位置の調整を行う給紙方向を選択します。
[手動画像位置調整] で、[開始] を押します。
Settings Editor でメンテナンスの暗証番号が設定されているときは、テンキーが表示されます。
メンテナンスの暗証番号を入力して、手動調整を開始します。
[次へ] を押します。
セクション |
必要な入力値 |
---|---|
上部 (1) |
実際の用紙サイズを給紙方向で測定します。 複数 (6枚) の用紙を測定することをおすすめします。 平均用紙サイズを給紙方向で計算します。 LEF については用紙の幅を入力します。 ![]() SEF については用紙の長さを入力します。 ![]() 実際の用紙サイズは表裏反転面の登録で使用します。 実際の用紙サイズは、用紙の先端から画像の先端までの距離に影響します。 |
下部 (2) |
必要な値。 確認チャートを用いて、どの値を変更するか確認してください。 以降、入力値の確認方法を説明します。 ほとんどの場合、標準設定で印刷位置を修正できます。 例外的な場合のみ、詳細設定が必要になります。 |
- ボタンと + ボタンを押して値を変更できます。目的の値を直接入力することもできます。番号を押して、手動で値を入力します。テンキーが表示され、目的の値を直接入力できます。
変更を適用する前に [閉じる] を押しても値は保存されません。
オモテ面、ウラ面、または両面の印刷位置を修正するかどうかを決定します。 例えば、断裁、小冊子の作成や折りなどを行うときに、印刷位置の調整が正しくない場合、上記で決めた面を基準として、ジョブの処理を行うことができます。 オモテ面の印刷位置の調整を修正するには、[説明 (表面)] を押します。 ウラ面については、[説明 (裏面)] を押します。
片面用紙では、必然的にオモテ面のみで印刷位置の調整を行います。 片面用紙とは、インデックス紙や裏紙のある OHP 紙を指します。 確認チャートは両面のため、片面用紙で確認チャートはプリントできません。 印刷位置の調整を行うには、独自の画像を使って必要な値を特定する必要があります。
ほとんどの場合、印刷位置の自動調整のあと、伸縮または画像のずれ、またはその両方の調整を行う必要があります。
調整に関しての問題が 2 つ以上ある場合は、問題を 1 つずつ解決します。 まず、それぞれの面を調整します。 次に、表裏反転面を調整します。 例えば、画像が斜めになっていて、表裏反転面の調整に問題がある場合、まず斜めの画像を調整します。 斜行を修正したあと、表裏反転面を調整します。
印刷位置の誤差の種類を見分けることができないときは(例 1 - 画像とテキスト を参照してください)、次の操作を実行します。
斜めの画像、ひし形の画像、および台形の画像の値を測ります。 対応するセクションを参照してください。
誤差が最も大きな値を選択し、誤差を修正します。 本書内で説明されている適切な操作を選択し、実行してください。
確認チャートをプリントします。
画像の角が直角の場合は、次の手順に進みます。 直角でない場合は、 手順 1 から 3 を繰り返します。
必要に応じて、画像のずれ、伸縮、またはその両方を調整します。 本書内で説明されている適切な操作を選択し、実行してください。