手差しトレイ(キヤノン 手差し給紙ユニット・B1 )を使うと、特殊な用紙を数枚のみ使用したい場合に、手動で用紙を給紙することができます。手差しトレイには、最大100枚(80 g/m² / 22 lb bond)、約10 mm / 4"の高さまでセットできます。手差しトレイからは、フェイスアップで用紙が給紙されます。
手差しトレイの説明 |
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1 |
スライドガイド:用紙をトレイの正しい位置にセットします。 |
2 |
延長トレイ:大きな用紙(A3 / 11" x 17" または A4R / LTRR).をセットするときに使います。 |
3 |
手差し補助トレイ:画像の斜行を防止します。 |
4 |
スクリュー:手差し補助トレイを取り付けたり緩めたりします。 |
5 |
手差し補助トレイ:用紙をトレイの正しい位置にセットします。 |
手差し補助トレイ(キヤノン 手差し補助トレイ・C2 )により画像の斜行を防止し、用紙が必ずまっすぐに給紙されるようになります。延長トレイを手差し補助トレイと組み合わせて使用することはできません。
用紙を扱うときは、用紙の端で手を切ったりしないように、注意してください。
サイズや種類が異なる用紙を同時にセットしないでください。
厚紙やOHPフィルムなど、用紙に適切なジョブ設定を行うことがとても重要です。定着ユニットが汚れてくると、担当サービスによる処置が必要です。また、画像品質が低下することがあります。
ベラム紙は一度に1枚ずつ給紙し、排紙トレイに出力された後、都度用紙を取り除いてください。複数の用紙をまとめてセットすると、紙づまりが起きることがあります。
両面印刷を行うときは、用紙の吸湿性によって、出力用紙がしわになることがあります。
厚紙が適切に通り抜けられないときは、用紙を1枚ずつ給紙してください。
封筒が適切に通り抜けられないときは、封筒を1枚ずつ給紙してください。
排紙トレイに印刷済みの封筒を10枚以上積載しないでください。
封筒は、印刷処理中にしわになることがあります。
注意して指示に従ってください。用紙を適切にセットしていないと、紙づまり、機械部品の汚れ、印刷品質の低下などの原因になります。
キヤノン PODデッキライト・C1 が取り付けられている場合は、紙づまりを取り除くときにキヤノン 手差し補助トレイ・C2 とキヤノン PODデッキライト・C1 の間の隙間に手を入れないでください。
用紙を確認し準備します。(用紙をセットする前に)
印刷システムがスリープモードになっている場合は、スリープモードを解除します。(プリンターの電源オン、起動、電源オフ)
操作 |
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1 |
手差しトレイを開きます。 |
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2 |
用紙ガイドをつまみながらトレイの両側にスライドさせます。 |
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3 |
用紙が大きいときは延長トレイを引き出します。 |
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4 |
手差しトレイに用紙をセットします。 重要
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5 |
用紙を用紙ガイドの間に正確に揃えます。 |
紙づまりが発生した場合や、画質が低下していることに気づいた場合は、用紙束を裏返してセットし直してください。 紙づまりの再発を避けるために、エンボス紙、片面コート紙、または印刷済みの用紙をセットしないでください。 これらの用紙の代わりに、新しい用紙束を使用してください。
残りの用紙は、包装紙にしっかりと包み、直射日光や高温を避けて、乾燥した場所で保管してください。