ホットフォルダーからのジョブの送信

ホットフォルダーを使用すると、印刷可能なPDFファイルをデスクトップ上のショートカットにドラッグアンドドロップするだけで印刷ジョブを送信できるようになります。ジョブのプロパティーは、ホットフォルダー定義の一部である自動ワークフロー、またはホットフォルダーに入れたJDFチケットから引き継がれます。

自動ワークフローのプロパティーを使用するか、ジョブチケットのプロパティーを使用するかは、自動ワークフローの[ジョブ チケットを無効にする] 機能によって決まります。（JDFチケットを使用する）

システム管理者は、PRISMAsync Print Server上にホットフォルダーを作成し、ホットフォルダーのユーザー認証を定義します。

システム管理者は、ジョブの印刷順序を定義できます。

印刷ファイルのドラッグアンドドロップ

Windows ワークステーションでのホットフォルダへのショートカットの作成

1. ネットワークドライブをマッピングするための標準の Windows ウィザードを開始します。

2. ダイアログで、リンクを使用してドキュメントまたはファイルを共有する Web サイトに接続します。

3. Settings Editor の [ワークフロー]  → [ホットフォルダ]  タブに表示されるホットフォルダへのパスを入力します。

   次のパスを使用します。

   • WebDAV: http(s)://<ホスト名>/dav/<ホットフォルダ名>またはhttp(s)://<IPアドレス>/dav/<ホットフォルダ名>

   • SMB: \\<ホスト名>\<ホットフォルダ名>または\\<IPアドレス>\<ホットフォルダ名>

   ホットフォルダ

4. ユーザー名およびパスワードを入力します。

5. ネットワークロケーションの名前を入力します。

Mac ワークステーションでのホットフォルダへのショートカットの作成

メモ

CyberDuck などのサードパーティの WebDAV クライアントを使用します。必ず最新バージョンの CyberDuck を使用してください。

1. CyberDuck を開きます。

2. + を選択し、WebDAV (HTTP) を選択します。

3. [More Options] をクリックします。

4. 必要に応じて、ニックネームを入力します。

5. [Server name] フィールドに PRISMAsync Print Server の IP アドレスを入力します。

6. PRISMsync Print Server のユーザー名とパスワードを入力します。

7. ホットフォルダへのパスを入力します。

   次の形式を使用してパスを定義します。/dav/ホットフォルダ名

8. [Close] をクリックします。

JDFチケットを使用する

1. ワークステーションのホットフォルダーショートカットに移動します。

2. ホットフォルダーショートカットにDefault_ticket.jdfファイルをドラッグアンドドロップします。

ホットフォルダでの PDF ファイルのドラッグアンドドロップ

1. ホットフォルダのショートカットをダブルクリックして、ホットフォルダ用に定義されている印刷プロパティを表示します。

2. PDF ファイルを選択し、それらをホットフォルダのショートカットにドラッグ アンド ドロップします。

   印刷後、PDF ファイルがホットフォルダから削除されます。