Loading

マトリックス プレート エリアおよびブラック保護カバーを清掃してください。

はじめに

マトリックスプレート周辺のエリアは、定期的に清掃する必要があります。これには、反射防止ストリップやミラーエッジも含まれます。

メモ

最低でも月に1回、インクの使用量によっては 7~30 日の間に行うよう、操作パネルで警告が表示されます。

プリンタの使用中に、用紙からのほこりや繊維が、プリントヘッドキャリッジの反射防止ストリップとミラーの端に蓄積することがあります。これらの繊維が印刷中に用紙の表面に接触すると、未硬化のインクを拭き取り、プリント品質の問題を引き起こす恐れがあります。

このプリント品質の問題は、これらのファイバーがキャリッジに付着しているので、プリントヘッドの問題と簡単に間違えられる可能性があります。必要のないサービス センターへのお問い合わせやプリントヘッドの交換を防ぐために、反射防止ストリップとミラーの端を定期的に清掃する必要があります。

ビデオ: マトリックスプレートの清掃

始める前に

前述のColorado M-seriesの使用:

  • インク取り扱い用Microflex手袋

  • スワブ

  • クリーニング液 (クリーナーMB-安息香酸メチル)

  • クリーナー IPA

メモ

メンテナンス資料の詳細についてははColorado M-seriesメンテナンス用具のリストの項を参照してください。

注意

インクまたはメンテナンス用具を扱う際は、所定の手袋を着用してください。手袋は衣類の袖口の上に重ねるように着用してください。最大限の安全性を確保するために、必ず安全データシート(SDS)のガイドラインに従ってください。

重要

規定のクリーニング液を使用してくださいその他のクリーナーは一切使用しないでください。

手順

  1. 操作パネルからメンテナンス処理を開始します。詳細については、 手動メンテナンスの開始または 定期メンテナンスの開始をご覧ください。
  2. 承認されたColorado M-series手袋を着用します。
  3. 用紙入力側に移動し、左側の手動メンテナンスドアの位置を確認します。
  4. 用紙投入カバー(1)を開き、左側の手動メンテナンスドア(2)のレバーを持ち上げます。カバーにぶつからないように、メンテナンスを開始する前にカバーを閉じてください。
  5. 手動メンテナンスドア(3)を開きます。ライトが点灯します。
    重要

    それ以外の外部の光源は、インクの硬化とプリントヘッドの破損を防止するために、使用しないでください。

  6. マトリックスプレートをコンパートメント内に配置します。
  7. Colorado M-seriesによって承認されたスワブを使用します。
  8. スワブをクリーナーMBで湿らせ、目に見える残留インクが無くなるまで、ダミーのプリントヘッドをクリーニングします。

    プリンタの構成によって、3つまたは4つのダミーのプリントヘッドがあります。

    • アクティブなプリントヘッドに触れないでください。触れると、プリントヘッドが損傷する場合があります。

    • プリントヘッドとマトリックス プレート エリアの間にスワブを入れないでください。

  9. 新しいスワブをクリーナーMBで湿らせ、目に見える残留インクが無くなるまで、マトリックス プレートの外側の端をクリーニングします。
    重要
    • クリーニング リキッドを使用している場合は、クリーニング処理を 5 分以内で終了してください。その後、クリーニング液がプリントヘッドを損傷していないかどうか確認するために、プリンタは自動メンテナンスを実行する必要があります。

    • 必要に応じて大量のスワップを使用してください。

  10. 黒い保護カバーをセットし、インク、用紙屑、繊維などで汚れていないか点検します。
  11. 汚れている場合、新しいスワップを用意し、黒い保護カバー、特に突起部(赤い表示部)を清掃してください。
  12. 必要な場合のみ新しいスワップにクリーナー IPA を湿らせ、再び黒い保護カバーの汚れた部位を清掃します。
  13. 残っていたインクを完全に取り除いてください。
  14. クリーナー IPA の付いた糸くずの出ないリントフリーの布を使用して、左ミラーの端を清掃します。
  15. クリーナー IPA の付いた糸くずの出ないリントフリーの布を使用して、左側の黒い反射防止ストリップの両端を清掃します。
  16. クリーナー IPA の付いた糸くずの出ないリントフリーの布を使用して、右のミラーの端と右の反射防止ストリップを清掃します。
  17. 使用した手袋やスワブは、所在地域の規制に従って化学廃棄物として処分します。
  18. 手動メンテナンスドアおよび用紙カバーを閉じます。
    重要

    インクがシステム内で硬化するのを防ぐために、すべてのカバーがきちんと閉じられていることを確認してください。

  19. 操作パネルで、[完了]をタップして、メンテナンス処理を終了します。