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システムのセキュリティ

はじめに

Colorado M-seriesはWindows 10 IoT Enterprise LTSCオペレーティングシステムをインストールしており、以下のセキュリティ機能があります。

  • OS のパッチが Canon Production Printing より、ORS (On Remote Service:リモートサービス) 環境を介してリリース。ORSが接続されている場合、セキュリティのアップデートはエンジンに自動的に公開。

    OSパッチの自動ダウンロードとインストールは、システム管理者が設定エディタで設定することができます。

  • OS のパッチは https://downloads.cpp.canon を介して、Canon Production Printing よりリリース。

  • 操作パネルおよび設定エディタのシステム管理者パスワードで保護された幾つかの設定。

  • 損失した場合の安全なシステム管理者パスワード復元作業。

  • IPv6

  • ネットワーク管理を目的としたデータ暗号化(HTPPS)。

ポートおよびプロトコル

Colorado M-seriesは以下のポートおよびプロトコルを使用しています。

入力接続部

用途

TCPポート9100

RIPおよびプリンタ間のTCPRAW印刷。

TCPポート80

設定エディター用のHTTP。

RIPとコミュニケーションするためのHTTPで、用紙の種類と同期させる、またはプリンタの状態をモニターします。

TCPポート443

確実な設定エディターのためのHTTPS。

メモ

デフォルト値443を変更できます。

出力接続部

用途

TCPポート443

On Remote Serviceに接続するためのHTTPS。プリンタの技術サービスマニュアル(TSM)の更新を取得。

TCPポート25

システム管理者パスワード復元時、顧客のメールサーバーを接続するSMTPプロトコル。

メモ

デフォルト値25を変更できます。

UDPポート123

タイムサーバーと時刻を同期させるためのNTPプロトコル。