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PRISMAdirect のデフォルト レポートに基づくカスタム Crystal レポートの作成

このトピックでは、既存のレポートに基づいてカスタム レポートを作成する方法について説明します。使用できるテーブル、ストアド プロシージャ、およびビューの詳細については、「PrintAccounting データベースの使用可能なテーブル、ストアド プロシージャ、およびビュー」を参照してください。

レポートを最初から作成する方法については、「新しい Crystal レポートの作成と PRISMAdirect への追加」を参照してください。

1.PRISMAdirect のデフォルト レポートをダウンロードする

  1. [設定] 」ワークスペースを開きます。

  2. [システム] 」-「[会計とレポート] 」-「[アカウンティング] 」-「[アカウンティング設定] 」をクリックします。

  3. [アカウンティングを有効化する] 」オプションを有効にします。

  4. [システム] 」-「[会計とレポート] 」-「[レポート] 」-「[レポートのアップロード先およびダウンロード先フォルダ] 」をクリックします。

  5. レポート フォルダへのパスを入力します。たとえば、C:\\MyReports です。PRISMAdirect のサーバーでレポート フォルダを作成する必要があります。レポート フォルダには、「[レポート] 」ワークスペースで生成されたレポートが保存されます。

  6. [受注処理] 」ワークスペースを開き、オーダーを確定します。

    オーダーを確定すると、使用可能なアカウンティング情報がいくつかのチケット アイテムの値とともにデータベースに保存されます。たとえば、用紙やシートに関する情報です。

  7. [レポート] 」ワークスペースを開きます。

  8. 作成するカスタム レポートとの共通点が最も多いレポートを選択します。「[レポートの作成] 」をクリックします。

  9. [レポートの保存] 」をクリックして、「Crystal Reports (RPT)」を選択します。

    レポートはレポート フォルダにダウンロードされます。この例では、C:\\MyReports です。

  10. レポート フォルダに移動し、レポートの名前を変更します。たとえば、レポートの名前を「Available job items extended.rpt」に変更できます。

2.PrintAccounting データベースを Crystal Reports で使用できるようにする

  1. Crystal Reports を開き、レポートを開きます。

  2. 「Database (データベース)」-「Database Expert (データベース エキスパート)」をクリックします。

  3. <コンピュータ名>\Printroom をダブルクリックして、PrintAccounting データベースにログインします。

  4. 自動的に表示される「OLE DB (ADO)」ダイアログ ボックスに、ユーザー sa のパスワードを入力します。ユーザー sa のパスワードは、PRISMAdirect のインストール時に定義したものです。

    [終了] 」をクリックします。

    PrintAccounting データベースを Crystal Reports で使用できるようになりました。

3.PrintAccounting データベースのアイテムを追加してレポートをカスタマイズする

「Database Expert (データベース エキスパート)」ダイアログ ボックスを見ると、選択したデフォルト レポートに JobItems テーブルが含まれています。この例では、カスタマイズ済みのレポートに 1 つ以上のカスタム ジョブ アイテムを追加します。

メモ

ストアド プロシージャはレポートごとに 1 つだけ使用します。レポートですでにストアド プロシージャを使用している場合は、追加のテーブルやストアド プロシージャを選択しないでください。レポートで複数のストアド プロシージャを使用すると、特に多くのレコードのあるデータベースで深刻なパフォーマンス上の問題につながる可能性があります。

レポートを作成する際は、複数のテーブルまたは 1 つのストアド プロシージャを選択できます。各テーブルにはチケット アイテムの限定されたセットが含まれています。ストアド プロシージャは、1 つの実行計画にまとめられた SQL ステートメントのグループです。次のストアド プロシージャのいずれかをレポートごとに選択できます。

  • uspGetAllOrdersItems

    オーダー レベルのカスタム チケット アイテムを含むすべてのオーダー チケット アイテムが含まれています。

  • uspGetAllJobsItems

    ジョブ レベルのカスタム チケット アイテムを含むすべてのジョブ チケット アイテムが含まれています。

  • uspGetOrderJobsItems

    オーダー レベルとジョブ レベルのカスタム チケット アイテムを含む、すべてのオーダー チケット アイテムとジョブ チケット アイテムが含まれています。

  1. 画面の右側で JobItems テーブルを選択して「<」をクリックすると、このテーブルが削除されます。

  2. ストアド プロシージャに移動し、uspGetAllJobsItems を選択して「>」をクリックすると、これが選択したテーブルに追加されます。このストアド プロシージャには、すべてのジョブ アイテム (デフォルト アイテムとカスタム アイテムの両方) が含まれています。

  3. 「Enter Values (値の入力)」ダイアログ ボックスが自動的に表示されます。

    1. @DumpDataInTempTable には False を選択します。

    2. @TempTable には一意の名前 (「table1」など) を入力します。

    3. @selectedColumns:

      この手順の後のほうで、レポートに表示するフィールドを選択できます。そのステップでは、使用可能なフィールドのセットから選択できます。

      • 使用可能なフィールドをすべて表示するには、「Set to Null (NULL に設定)」オプションを有効にします。

      • 使用可能なフィールドのサブセットだけを表示するには、このパラメータで目的のフィールド名を指定します。各フィールド名はコンマで区切ります。

    4. 有効な WHERE 句を使用して、ストアド プロシージャの結果をフィルタリングできます。WHERE 句は SQL クエリの条件です。WHERE 句を含めることのできるパラメータの名前は、選択したストアド プロシージャによって異なります。この例ではプロシージャ uspGetAllJobsItems が選択されているため、パラメータ名は @jobsFilter です。

      • ストアド プロシージャの結果をフィルタリングするには、このパラメータに有効な WHERE 句を入力します。

        たとえば、ストアド プロシージャ uspGetAllJobsItemsJobItems および JobCustomItems テーブルに問い合わせます。JobItems テーブルには JobNumber 列が含まれています。それで、@jobsFilter パラメータで JobNumber > 5 AND JobNumber < 20 を使用して結果をフィルタリングできます。

      • ストアド プロシージャの結果をフィルタリングしない場合は、このパラメータを空のままにしておきます。「Set to Null (NULL に設定)」は選択しません。

    5. 「OK」をクリックします。

  4. 「OK」をクリックして、「Database Expert (データベース エキスパート)」ダイアログ ボックスを閉じます。

    メッセージ「A stored procedure has been used in this report. Please make sure … (ストアド プロシージャがこのレポートで使用されました。確認してください...)」が表示された場合は、「OK」をクリックします。続いてメッセージ「Refresh report data? (レポート データを更新しますか?)」が表示された場合は、「OK」をクリックします。

  5. 「View (表示)」-「Field Explorer (フィールド エクスプローラ)」をクリックします。

  6. ストアド プロシージャを展開し、カスタム レポートに追加するアイテムを見つけます。

  7. そのアイテムを右クリックし、「Insert to report (レポートに挿入)」を選択します。

    レポートにアイテムが追加されます。

  8. 新しいカスタム ジョブ アイテムを収納できるようにレポートを設定します。

  9. レポートに対してアイテムの追加や削除を実行できます。それに応じてレポートの設計を変更します。

  10. 「Report (レポート)」-「Refresh Report Data (レポート データの更新)」をクリックします。

  11. 「Use current parameter values (現在のパラメータ値を使用)」を選択して「OK」をクリックします。

  12. レポートのプレビューが表示されます。レポート内には新しく追加したアイテムの現在の値が表示されます。レポートが正しいかどうか確認してください。

  13. 「File (ファイル)」-「Save (保存)」をクリックします。

4.カスタム レポートを PRISMAdirect にアップロードする

  1. [レポート] 」ワークスペースを開きます。

  2. [オプション] 」 - 「[カスタムレポートのアップロード] 」をクリックします。

  3. 該当する RPT ファイルを参照します。

  4. [開く] 」をクリックします。

    [レポート] 」ワークスペースにレポートが追加されます。

  5. これで、PRISMAdirect で該当するレポートを生成できます。レポートには新しい Custom item (カスタム アイテム) が含まれています。