Loading

数式の作成

はじめに

次の数式を作成できます。

  • ジョブとオーダー

    用紙、プリント、仕上げオプションの価格を設定する必要があります。 数式で使用する選択アイテムの価格を設定できます。 価格を設定した後、ジョブとオーダーの数式を作成できます。 1 つ以上の定数を作成できます。 定数は数式で使用できます。 すべてのユーザーまたは特定のユーザー グループに対して割引を設定できます。 割引を数式と組み合わせて使用できます。

    • [ジョブの数式]

      数式の要素を追加することで、数式を作成します。 デフォルトでは、ジョブの数式の最初の要素は InitialCost です。

      • InitialCost = ((用紙価格 * ページ数) + (用紙価格 * 表紙数) + (プリント価格 * ページ数) + 仕上がり価格) * 部数

        表紙数は CoverPlace の値によって異なります。 表紙と裏表紙がなしの場合は 0、一方の場合は 1、両方の場合は 2 となります。

      ジョブの数式はジョブに適用されます。 各ジョブには 1 つの用紙タイプが含まれます。

    • [オーダーの数式]

      デフォルトでは、TotalCost はオーダーの数式に使用できます。 TotalCost は数式の要素として使用できます。 数式に使用可能な「[変数] 」リストに表示されます。 「[数式] 」フィールドに TotalCost をドラッグし、「[保存] 」をクリックするだけです。

      • TotalCost = オーダーのすべてのジョブの合計価格。

      オーダーの数式はオーダーに適用されます。 各オーダーには複数のジョブを含めることができます。 オーダーのジョブごとに用紙タイプが異なっていてもかまいません。

  • 配送

    配送数式は送料と梱包代の計算に使用されます。 配達期間が短くなるほど、送料は高くなります。 各配送プロバイダーとの契約に基づいて配送数式を作成する必要があります。 実際の送料が計算されるのは、オペレータが「[受注処理] 」ワークスペースで「[配送] 」をクリックしたときです。

    • [オーダーの配送数式]

      顧客に割り当てる配達時間別に数式を作成します。 配達時間が短くなるほど、送料は高くなります。 顧客は、Web ショップで設定されたいずれかの配達時間を選択できます。 計算後の送料と梱包代が顧客に表示されます。 計算後の価格は顧客と Web ショップとの間の契約です。 Web ショップ別に 1 つ以上の配送数式を作成できます。

手順

  1. [金額および数式エディタ] 」-「[数式] 」をクリックし、次のように選択します。
    • [ジョブの数式] 」または

    • [オーダーの数式] 」または

    • [オーダーの配送数式]

  2. [追加] をクリックします。
  3. 名前を定義します。 名前は一意のものでなければなりません。

    次の文字を使用できます。 「a ~ z」、「A ~ Z」、「0 ~ 9」、「_」。スペースも使用できます。

  4. キャプションの入力に使用する言語をクリックします。 使用可能な言語はテキスト フィールドのすぐ上に表示されます。
  5. [数式の新しい部分] をクリックします。

    デフォルトでは、ジョブの数式の最初の要素は InitialCost です。

    1. 数式の要素のタイプを選択します。

      • [加算]

        この要素の結果は前回の要素の結果に加算されます。

      • [減算]

        この要素の結果は前回の要素の結果から減算されます。

      • [終了]

        この数式部分の結果により数式の実行が停止します。 数式の exit ステートメントまでの計算結果が返されます。

    2. 名前を定義します。 名前は一意のものでなければなりません。

      次の文字を使用できます。 「a ~ z」、「A ~ Z」、「0 ~ 9」、「_」。スペースも使用できます。

    3. [値] 」フィールドで、数式の要素の結果を定義します。

      数値を返す変数のみを使用できます。 「[値] 」フィールドに変数をドラッグします。 変数タイプの詳細については、「 変数タイプ」を参照してください。

    4. [数式に置き換え:] 」オプションで、数式の要素の値を使用する方法を選択します。

      • [値]

        この要素の結果は値として、前回の要素の結果に対して加算/減算されます。

      • [倍率]

        この要素の結果はパーセンテージとして、前回の要素の結果に対して加算/減算されます。

    5. [条件:] 」フィールドで、式の条件を作成します。 条件にはすべての変数と演算子を使用できます。 条件が満たされると、この要素の値が使用されます。 条件を作成しない場合、この要素の値は常に使用されます。

      変数タイプの詳細については、「 変数タイプ」を参照してください。

  6. 数式に要素を追加するには、手順 5 までを繰り返します。
  7. [数式の部分] 」では、数式の各要素を正しい位置にドラッグできます。 数式の要素は最初の要素から順番に実行されます。
  8. [保存] をクリックします。

    数式はユーザー グループ、Web ショップ、製品に使用可能になります。

  9. 次の場合も手順は同様です。
    • [ジョブの数式] 」または

    • [オーダーの数式] 」または

    • [オーダーの配送数式]