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PDF 設定の指定

はじめに

WebTools Express[プリファレンス] - [プリント ジョブのデフォルト] タブを開くと、以下の設定が表示され、PDF が印刷用のイメージに変 換される方法を定義できます。

[PDF レンダリングエンジン]

[PDF レンダリングエンジン] 設定は、PDF ファイルがレンダリングされる方法を定義します。

以下の値のいずれかを選択できます。

  • [APPE: Adobe PDF Print Engine]

    PDF ファイルをプリント可能イメージに直接レンダリングする場合は、この値を選択します。

  • [Adobe PostScript interpreter]

    PDF ファイルを PostScript ファイルに変換してから、プリント可能イメージにレンダリングする場合は、この値を選択します。

[PDF レンダリングエンジン] の両方の選択は、ワイプアウトの修正をサポートします。

[重ね刷り]

[重ね刷り] 設定は、他のオブジェクトと重複した場合、オブジェクトの色合いを混合する方法を定義します。

以下の値のいずれかを選択できます。

  • [有効]

    重複しているカラーのレンダリングを改善する場合は、この値を選択します。

  • [無効]

    定義されている通りの順番でカラーをレンダリングする場合は、この値を選択します。 常に重複するカラーがそれ以前にレンダリングされたカラーの上にきます。

[透明の均一化]

PDF ドキュメントの透明情報は、プリントする前に統合する必要があります。 この設定は、透明情報が含まれる PDF ドキュメントにのみ使用されます。

メモ

[透明の均一化][PDF レンダリングエンジン][Adobe PostScript interpreter] の場合にのみ有効です。 [APPE: Adobe PDF Print Engine] ではファイルをフラット化する必要なく、透明付きの PDF のダイレクト プリントが可能です。

以下の値のいずれかを選択できます。

  • [クオリティ]

    プリント品質が最も重要な場合、 この値を選択します。 処理速度が低下し、必要なメモリ容量が増えます。

  • [速度]

    プリント品質よりも PDF 処理のパフォーマンスが重要な場合、この値を選択します。 大規模で複雑な PDF ファイルが高速に処理され、少ないメモリが使用されます。

[ワイプアウト補正]

この設定を使用して、図面の一部を覆う、通常とは異なるブラックの塗り潰し領域を含む PDF ドキュメントをプリントできます。

メモ

[ワイプアウト補正][PDF レンダリングエンジン][Adobe PostScript interpreter] の場合にのみ有効です。[APPE: Adobe PDF Print Engine] を使用する場合は、[ワイプアウト補正] は自動的に有効になり、無効にすることはできません。

以下の値のいずれかを選択できます。

  • [有効]

    この修正を有効にする場合はこの値を選択してください。

  • [無効]

    この修正を無効にする場合はこの値を選択してください。

手順

  1. [プリファレンス] - [プリント ジョブのデフォルト] タブを開きます。
  2. [PDF - 全般] セクションの [編集] をクリックするか、 設定または 設定をクリックします。
  3. 正しい値を選択します。
  4. [OK] をクリックして確定するか、[キャンセル] をクリックして入力を取り消します。