JDF 印刷パスを Fiery プリントサーバー上で有効化し、その用紙カタログを JDF に基づくとして設定する必要があります。「Fiery プリントサーバー上の JDF 印刷パスの有効化」を参照してください。
しかし、JDF 印刷パスを有効化し、その用紙カタログを JDF に基づくとして設定する場合、既存の用紙に問題が発生します。プリントサーバー上のすべての既存の用紙が、「イメージング可能な面」の用紙属性に対して "Off" の値を受信します。次の状況を考慮してください。
JDF が Fiery プリントサーバーで有効になっていません。
3つのタイプの用紙がFiery 用紙カタログの中で使用可能です:用紙 A、B、C。
これらの用紙はそれらのJDF 説明の中で、“ImagableSide”の JDF パラメータを有していません。
その後で、JDF 印刷パスが Fiery プリントサーバー上で有効化され、用紙カタログが「JDF に基づく」として設定されます。
3つのタイプの用紙が定義され、Fiery 用紙カタログに追加されます:用紙 X、Y、Z。
これらの用紙はそれらのJDF 説明の中で、“ImagableSide”の JDF パラメータを得ます。
今、Fiery 用紙カタログは異なった JDF 説明をもつ用紙を含んでいます。用紙 X、Y、Z が “ImagableSide” に対する説明を使用できるのに対し、用紙 A、B、C はこれを有していません。
“ImagableSide”の JDF パラメータのない用紙は PRISMAdirect に送信することができます。PRISMAdirect は、この用紙を両面であるとみなします。
“ImagableSide”の JDF パラメータがある用紙は PRISMAdirect に送信することができます。PRISMAdirect は “ImagableSide” パラメータを判断し、この用紙をこの設定に追加します:挿入、片面、または両面の用紙。
Fiery プリントサーバー上の用紙 A、B、C を手動で固定する必要があります。その後、固定した用紙カタログを PRISMAdirect の中にインポートする必要があります。
Fiery プリントサーバーに接続し、システム管理者としてログインします。
「ジョブ センター」タブをクリックし、その後、「用紙カタログ」をクリックします。
各用紙に対して、必要に応じて、フロント ページ及び / またはバック ページに対する「イメージング可能な面」のオプションを有効化します。
「OK」をクリックします。
OK コマンドで、“ImagableSide”のJDF パラメータとその値が該当する用紙の JDF 説明の中に追加されます。
Fiery プリントサーバーの用紙カタログをPRISMAdirect の中にインポートします。
用紙カタログをインポートする場合に、オプション [既存の用紙カタログと結合] を選択することをお勧めします。今、PRISMAdirect は自動用紙マッピングのためにプリンタの用紙を使用できます。