NFC スマート カードの設定に応じて、PRISMAsync Print Server で PIN またはパスワードを求められるかどうかが決まります。
NFC スマート カード ユーザーのユーザー アカウントは LDAP ディレクトリ サーバーにあります。NFC スマート カード ユーザーは、設定された PRISMAsync ドメイン ユーザー グループからアクセス権限を取得します。
以下の図では、ログイン プロセス中の NFC スマート カードの認証手順を示しています。
NFC スマート カードの認証サポートされている NFC スマート カードが、サポートされている NFC スマート カード リーダーにかざされると、PRISMAsync Print Server はカード情報を処理し、ユーザー認証を開始します。
PRISMAsync Print Server は、ユーザー認証用に設定されたドメインに接続します。
PRISMAsync Print Server は UID (user identifier) を LDAP ディレクトリ サーバーに送信して、対応するユーザー情報を取得します。
UID (user identifier) はどのユーザーにも一致しないか、1 人以上のユーザーに一致する場合があります。
複数のユーザーがいる場合、PRISMAsync Print Server によってまずユーザー名を選択するように求められます。
PRISMAsync Print Server NFC スマート カード使用の設定にパスワードチェックが含まれている場合、PRISMAsync Print Server はユーザーが入力したパスワードを確認します。
PRISMAsync Print Server は、ユーザー アカウントが 1 つ以上の PRISMAsync ドメイン ユーザー グループに属しているかどうかを確認します。
1 つ以上の PRISMAsync ドメイン ユーザー グループが見つかった場合、ユーザーは承認されます。
PRISMAsync ドメイン ユーザー グループが見つからなかった場合、ユーザーは承認されません。
PRISMAsync Print Server は、ドメイン ユーザー グループのアクセス権限を使用して、ユーザーが必要なオプションにアクセスできるかどうかを確認します。