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可変データジョブを作成する

可変データジョブとは

ジョブ自体にレコード構造を持っている大きなPDFジョブ(複数の個人設定文書を含むファイルなど)は、ジョブプロパティーにより可変データジョブに変換できます。これは、文書の一部のみ(1つまたは複数のレコード)を印刷するときに便利です。

バリアブルプリントは、ダイレクトマーケティング、広告、個人向けの手紙を作成する時に使用します。PRISMAprepareおよびその他ドキュメントオーサリングツールで、個人用文書を作成できます。例えば、顧客の名前や住所を変数に設定しておき、固定されている文面やレイアウトなどの要素と合わせることで、簡単に複数の文書を作成できます。

個人用文書の作成

プリンターは、PDF/VT level 1およびPPMLでバリアブルプリントをサポートします。PDF/VTは、最新のPDF基準に従います。プリンターが可変データジョブを受信すると、レコード構造を自動的に識別します。レコードは印刷設定として扱われて、印刷されます。レコードには、必ずしも同じページ数が含まれているわけではありません。レコードごとのページ数は、それぞれの個人用文書の可変データの長さにより異なります。

変数データジョブの印刷は、通常のジョブの印刷と同様です。

  • おためし印刷を印刷します。

  • レコード範囲を印刷します。

  • 特定のレコードのあとの印刷を中断し、ジョブの印刷をあとで再開します。

  • ジョブのプロパティーを変更します。可変データジョブのプロパティーを変更すると、そのプロパティーがジョブのすべてのレコードに適用されることにご注意ください。

ジョブを可変データジョブに変換する

ジョブ自体にレコード構造を持っている大きなPDFジョブ(複数の個人設定文書を含むファイルなど)は、ジョブプロパティーにより可変データジョブに変換できます。これは、文書の一部のみ(1つまたは複数のレコード)を印刷するときに便利です。

ジョブの構造の定義
  1. [ジョブ] を押します。

  2. ジョブがある場所へ進みます。

  3. 変換するジョブを選択します。

  4. [編集] を押すか、ジョブをダブルタップします。

  5. [ジョブ タイプ] を押します。

  6. [標準]を押して、[可変データ] オプションを選択します。

  7. [レコード数] および[レコードあたりのページ数] オプションを用いてジョブの構造を指定します。

  8. [OK] を押して新しいジョブタイプを保存します。

  9. [OK] を押して変換を開始します。