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プリンターにアクセスするためのインターフェース

imagePRESS C10010VP Series を使用するには、いくつかの出発点があります。プリンタに操作パネルからアクセスしたり、PRISMAsync Remote Manager 経由でリモートでアクセスしたりと、imagePRESS C10010VP Series を操作していく中で自分にあった方法をすばやく見つけることができます。すべてのインターフェースは同様の手法で設計されており、同じ様な感覚で操作できます。

PRISMAsync Remote Printer DriverPRISMAsync Remote ManagerPRISMApreparePRISMAproductionUPD printer driver または Mac driver を使用してジョブを送信できます。

操作パネルまたは PRISMAsync Remote Manager を使用してジョブを編集または計画します。操作パネル、PRISMAsync Remote Manager、および Remote Control には、次に行う処理とメッセージが表示されます。これにより、次に実行するタスクや即時に実行するタスクをすべて把握しておくことができます。

imagePRESS C10010VP Series は、Web ベースの設定ツール、Settings Editor、および操作パネルから設定できます。

このトピックでは、以下のインターフェイスについて説明します。

  • 操作パネル

  • PRISMAsync Remote Printer Driver

  • PRISMAsync Remote Manager

  • PRISMAsync Remote Control

  • PRISMAsync Remote Match

  • Settings Editor

次に、リモートプリンタドライバ、操作パネル、PRISMAsync Remote ManagerRemote Control、および Web ベースの設定ツールである Settings Editor を介した imagePRESS C10010VP Series の各使用方法の概要について説明します。

操作パネル

操作パネルは、プリンターを操作するためのローカルポイントであり、オペレーターおよびメンテナンスオペレーター用の機能です。

本書に記載されている手順の多くでは、操作パネルからのジョブの編集やジョブの管理について説明しています。

下の表は、操作パネルの各部名称とそのはたらきを示しています。

操作パネルの説明

1

スリープボタン:印刷システムのスリープモードのオン、オフを切り替えます。

2

停止ボタン :1 部を出力した後、ジョブ 1 件の後、レコード 1 件の後、またはすぐに印刷処理を停止します。

3

給紙箇所ボタン:アクティブなウィンドウが使用可能である場合に給紙箇所機能および確認画面にアクセスします。

4

USB ポート:USB ドライブからの印刷や、i1Pro3 分光測色計への接続が可能になります。

5

[スケジュール] ボタン:スケジュールにアクセスします。

6

[ジョブ] ボタン:ジョブの場所にアクセスします。スケジュール設定されたジョブのリスト、待機中のジョブのリスト、プリントジョブのリスト、スキャンジョブのリスト、および DocBox フォルダ。

7

[トレイ] ボタン:給紙箇所機能および確認画面にアクセスします(給紙箇所ボタン(3)を参照)。

8

[システム] ボタン:システムおよびサポート機能、メンテナンス作業、消耗品、ワークフロー設定にアクセスします。

9

アクセスキーボタン:現在ログインしているユーザーのユーザー名が表示されます。別のユーザーとしてログインしたり、パスワードを変更することもできます。

10

ダッシュボード:あらゆる種類のステータス情報を表示します。

11

ステータスLED:システムの状態を色で表示します。

PRISMAsync Remote Printer Driver

プリンタドライバは、Microsoft OfficeAdobe Acrobat などのデスクトップアプリケーションからプリントジョブを準備するリモートポイントです。プリンタ ドライバのジョブ プロパティは、操作パネルおよび PRISMAsync Remote Manager のジョブ プロパティと一致します。プリンタドライバで送信されたジョブは、PRISMAsync Remote Manager の操作パネルのプリントキューに表示された後に簡単に変更できます。

図には、プリンタ ドライバの主要構成部が示されています。詳細が必要な場合は、プリンタ ドライバのオンライン ヘルプを使用してください。

  • プリンタの状態と使用可能な用紙 (1)

  • ジョブの全般設定 (2、3、4、5、6)

  • レイアウト設定 (7)

  • 色品質と印刷品質の設定 (8)

  • フィニッシング設定 (9)

  • ジョブ作成の設定 (10)

  • ジョブ テンプレート (11)

PRISMAsync Remote Printer Driver

Settings Editor

Settings Editorは、プリンターを設定する場所です。Webブラウザーで使用されている言語がSettings Editorでも使用されます。

Settings Editor

次の表では、Settings Editorの主要な部分について説明します。

説明

1

設定はメインタブとサブタブにグループ化されています。

2

検索ボックスを使用して、設定をすばやく見つけることができます。

3

リンクを使用して、PRISMAsync Remote Managerを起動できます。

4

ユーザー名をクリックしてSettings Editorにログインするか、ログアウトするか、パスワードを変更します。

赤い感嘆符は、デフォルトのパスワードが使用されていることを示します。デフォルトパスワードの変更を推奨します。

設定には、使用方法に関する詳細を示すアイコンが表示されます。以下の表にアイコンの説明を示します。

設定は編集可能です。

設定は編集不可能です。

設定は操作パネル上でも使用できます。

設定を変更するにはキーオペレーターまたはシステム管理者の資格情報が必要です。

PRISMAsync Remote Manager

PRISMAsync Remote ManagerPRISMAsync Print Server によって駆動されているプリンタを制御するマルチプリンタ スケジュールおよびリモート管理コンソールです。

この Web ベースのツールは、セントラル オペレーターが自身の印刷生産を管理したり、プロダクションのスケジュールにインサイトを提供したりするのに役立ちます。

PRISMAsync Remote Manager により、リモートの場所またはワークステーションからジョブをアップロードしたり、ジョブのプロパティを編集したり、プリント キューを変更したりできます。ジョブでは、スケジュールの再設定、場所の変更、または印刷前の変更が簡単にできます。

Settings Editor でソフトウェア アプリケーションを起動します。

詳細については、PRISMAsync Remote Manager のヘルプ機能またはユーザー ガイドを参照してください。

リモート マネージャの起動
プリンターの印刷キュー

説明

1

クラスター内で設定されているプリンターのリスト。リストの一番上にあるプリンターが選択されています。

2

選択したプリンター上のスケジュール設定されたジョブのリスト。ツールバーには、ジョブの移動、追加、編集、印刷を行うためのボタンがあります。

3

選択したプリンター上の待機中ジョブのリスト。

4

DocBoxおよび印刷済みジョブのリスト。

PRISMAsync Remote Control

PRISMAsync Remote Controlアプリを使用すると、印刷状況を随時確認できます。もちろんプリンターから離れた場所からでも確認できます。

用紙や消耗品の補充など、対応が必要と予測されると警告が表示されます。また、プリンターに迅速な対応が必要な場合にも同様にお知らせしてくれます。

次の表では、PRISMAsync Remote Controlの4つの画面について説明します。

説明

1

構成画面には、情報の通知方法を指定するオプションがあります。

2

開始画面。

3

プリンターリストには、プリンターのステータスが表示されます。

4

イベントリストには、プリンターの今後のアクションおよび現在のステータスが表示されます。

詳細については、PRISMAsync Remote Controlのクイック参照ガイドを参照してください。

PRISMAsync Remote Match

PRISMAsync Remote Match は、プリンタ群の類似したプリンタ間でカラー、用紙、ワークフロー設定を整合できるクラウドベースのアプリケーションです。同じプリンタ シリーズに属し、プリンタ ソフトウェアのバージョンが同じプリンタは、クラスタにグループ化できます。

PRISMAsync Remote Match ユーザーは、クラスタの作成、同期対象の定義、同期方法の決定、クラスタに属するプリンタの定義を行うことができます。同期プロセスは、プリンタが使用中または設定中でないときに手動で開始します。

プリンタとそれらの所属先のクラスタのリスト

プリンタが PRISMAsync Remote Match クラスタに含まれる場合、操作パネルのダッシュボードに次のステータス インジケータのいずれかが表示されます。

このプリンターの同期が開始されました。

このプリンターの最後の同期が正常に実行されました。

このプリンターの最後の同期で1つ以上の問題が発生しました。

このプリンターはまだ同期されていません。

Settings Editor から PRISMAsync Remote Match を起動できます。所在地:[設定]  → [接続性]  → [クラウド サービス]  → [クラウドサービス管理ポータルを開く]

[クラウド サービス] グループの [クラウドサービス管理ポータルを開く] オプション

詳細については、PRISMAsync Remote Match のヘルプ機能またはユーザー ガイドを参照してください。